原則的には日本胃がん学会の胃がん治療ガイドラインに沿って治療を行っております。当院は心臓疾患などの併存症をお持ちの患者さんが多く、各患者さんの状態にあわせた最適な治療方法を工夫して良好な成績をあげております。
早期胃がんであれば消化器内科と協力して内視鏡治療(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)を行っており、 術後の QOL(生活の質)も重視しています。またステージIの患者さんを中心に腹腔鏡下胃切除術も行っております。
一方、高度進行胃がんの患者様には、基本的に開腹手術を行っております。最新の知見に基づいた術前化学療法や術後化学療法を組み合わせて治癒を目指す治療を行っており、ステージIVであっても、治療継続が可能となっている方がいらっしゃいます。
最終更新日:2018年2月28日