救急外来の現況(2024年11月26日)
マイコプラズマの流行によって、救急外来の受診数はやや増加傾向にあります。マイコプラズマの他にも、RSウイルス、ライノウイルス、エンテロウイルスなど風邪や胃腸炎の原因となるウイルスの流行もなくなることなく続いています。おそらく、これからインフルエンザも増加するでしょう。
今年の年末年始は9連休と非常に長いため、当院救急外来は例年以上に混雑が予想されます(例年で平均2時間待ち)。
どんなに混雑していても、命の危険のある方は最優先で診療しなければなりません。
そのタイミングでは、それ以外の方の待ち時間はさらに増加してしまいますが、緊急事態のお子さんを助けるためにご理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、当院救急外来は、入院治療を要しない方に対して新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの検査は行っていません。
マイコプラズマなど他のウイルスに関しても同様です。
そのため、検査希望の方は、かかりつけ医や他の医療機関にご相談ください。
救急外来を受診する方は、こちらのページ(https://www.tmhp.jp/shouni/outpatient/er-01.html)をご参照ください。
診療内容やトリアージに関する詳細は、救命救急科の説明をご参照ください。
感染症情報(2024年11月29日)
ヒトパルボウイルスB19が原因となる伝染性紅斑が流行しています。風邪のような症状からほおが赤くなる病気でりんご病とも呼ばれています。妊娠初期に妊婦さんがかかると胎児に影響がでることがあります。感染対策は流水やせっけんでの手洗いが有効です。
入院と退院に関するお願い
救急外来で入院が必要と判断した場合は、原則として当院で受け入れます。
診断名、重症度、感染症の有無・種類などによって病棟を決定しますが、病棟の変更や他の病院に転院をお願いすることがありますのでご了承ください。