骨粗鬆症検査

骨塩定量検査とは?

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骨に含まれるカルシウムなどの、ミネラル成分の量を測定する検査です。骨粗しょう症や、代謝性骨疾患の診断に役立ちます。
 また、骨の健康状態を数値化することで、骨量の減少を早期に発見し、適切な予防や治療を行うことが可能となります。

検査当日の流れ

1検査は、仰向けに寝て行います。
2衣服に金属やプラスチックがあり、撮影の妨げになる場合は、検査着に着替えていただきます。
3検査概要を説明したのちに、検査(15~20分ほど)を始めます。
4画像の確認を行います。必要に応じて、追加で撮影することがあります。
5更衣をしていただき、検査終了です。

注意事項

  • 骨塩定量の測定は、腰椎と股関節の2部位を撮影し、計測します。
  • 湿布などの貼り薬や、手術による体内金属がある方は、検査前にお伝えください。
  • 撮影部位により体位を変えますが、万が一痛みのある方はお伝えください。
  • 動いてしまうと測定結果に影響しますので、測定中(2~3分)は動かないでください。

撮影の種類

 当院では、2重X線吸収法(DXA法)を用いて測定します。DXA法は、2種類の異なるエネルギーのX線を用いる方法です。超音波測定法など、他の方法に比べてより高精度な測定です。
 
 下図のような測定結果が得られます。
測定した部位の骨密度のほか、同年齢の平均比較、若年成人との比較が表示されます。
 また、判定基準が色分けされたグラフ上に、自分の骨レベルが表示され、非常に分かりやすいです。

 腰椎や股関節の手術をされている方でも、各椎体や大腿骨の測定で評価することも可能です。