外国人患者対応の取組み
当院では、医療通訳等の配置や国際化対策室を設置するとともに、平成30年10月3日からJMIP(外国人患者受入れ医療機関認証制度)の認証を取得するなど、多くの外国人患者さんを受け入れるための体制整備を行っております。
JMIP
当院は、令和6年2月1日、2日の二日間にわたり、一般財団法人日本医療教育財団による「外国人患者受入れ医療機関認証制度(Japan Medical Service Accreditation for International Patients、通称JMIP)」の訪問調査を受審し、6月6日付で認証を取得しました。
平成30年10月3日に最初の認証を取得しており、今回は2回目の認証になります。今回の認証により認証期間が令和9年6月5日まで更新されました。
本認証制度は、厚生労働省が平成23年度に実施した「外国人患者受入れ医療機関認証制度整備のための支援事業」を基盤に策定された認証制度で、多言語による診療案内や、異文化・宗教に配慮した対応など、外国人患者の円滑な受入れ体制を評価するものです。
外国人対応マニュアルの作成
外国人患者への対応方法について記載したマニュアルを作成し、院内の各部門に配布、活用しています。
マニュアルの主な内容
- 文化、宗教、話し方など、対応する際の留意点
- 通訳が必要な場合の手順
- 通訳する際の留意点
- 禁忌、アレルギーなどの入院時の食事対応
- 外国人患者さんの対応記録方法
さらなる環境整備に向けて
職員への教育と研修の実施
受入れ対応の向上に向けた取り組みとして、院外研修等(国際化対応研修)に積極的に参加しています。
受入れに関しての定期的な検討
院内各職員から構成する国際化対策室を設置して、外国人患者対応について情報共有し議論する場を設けています。
- 外国人患者の来院状況
- 対応事例の共有、議論
- 受入れ体制に係る課題の抽出及び改善策の検討
外国語対応
英語・中国語の通訳配置
くわしくはこちら(医療通訳)をご覧ください。
映像通訳サービスの導入
英語・中国語以外の言語にも対応できるよう、タブレット端末による翻訳サービスを導入しています。
くわしくはこちら(医療通訳)をご覧ください。
院内表示の外国語表記
主な院内案内図や各種設備の表示は、日本語と英語・中国語を併記しています。
- 立ち入り禁止区域
- 避難経路
- トイレのウォシュレット
- 病棟のコインランドリー
- ATM
文書での外国語対応
一部の手術、処置、検査の説明書や同意書については、英語や中国語に翻訳したものを用意しています。
お問い合わせ
外国人患者対応に係る医療機関からのお問い合わせは、下記担当で受け付けています。
担当 | 医事課 医療サービスグループ 電話番号 03-3633-6151(代表) |
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2024年6月24日 最終更新