医学生の皆様へ

 

 荏原病院は東京23区内の住宅地の中にある地域密着型の総合病院です。2次救急、脳血管疾患、集学的がん治療を重点医療とし、年間の救急車受け入れ台数は約5000件と地域の中核病院として機能しています。

 当院の初期臨床研修プログラムでは、多様化を続ける医療に対応できる人材の育成と、キャリアパスの個別性へ配慮し、自由度の高いプログラムを提供しております。

 まず、1,2年目ともに救急診療科(2次救急)が必修研修となっており、地域に根ざした病院であることからcommon diseaseを中心に幅広く症例を経験でき、初期研修にうってつけの病院だと思います。

 更に、各自の将来目標に合わせた個別ローテーションを組み、将来に活きるよう、幅広い選択肢の中から希望に合った研修を組むことも出来ます。

 各診療科ともに多職種でのチーム医療を実践しており、アットホームな雰囲気にあって、指導医、上級医とマンツーマンできめ細やかな指導が受けることができます。

 診療科間の垣根も低く、幅広い知識と技術が取得できる環境と、研修医同士で経験を分かち合い、先輩医師から学び、お互いに切磋琢磨できる、厳しくも温かい研修環境もございます。

 病院に隣接して宿舎が完備されており遠方からの希望者にも好評です。

 皆さんの先輩として、臨床医の厳しさや喜びを分かち合いながら、充実した研修生活が過ごせる様にサポートをしていきたいと思います。

臨床研修プログラム責任者
小児科医長 兼 救急診療科医長
滝 元宏