松沢病院の新しい本館診療棟が平成24年5月28日オープン!
松沢病院は地域の医療機関と連携を図りながら、都民の皆さんに精神科医療を提供してきました。
このたび新たに建設した本館診療棟が5月28日にオープンします。
松沢病院のご案内
〒156-0057
東京都世田谷区上北沢2-1-1
最寄駅 京王線「八幡山」駅から徒歩3分
お問い合わせ先
03-3303-7211 (松沢病院代表番号)
新しい松沢病院の特徴
病床の増設
精神科急性期医療、精神科救急、精神疾患と身体疾患を併発している方に対する精神科身体合併症医療、薬物・アルコール依存症医療のための病床を増設します。
青年期病棟の新規開設
15歳~25歳の年齢層を対象とした青年期病棟を新規に開設するほか、自傷・自殺未遂医療、うつ・不安障害に対応したストレスケア医療などを新たに実施します。
認知症疾患医療センターとしての機能
松沢病院は都の認知症疾患医療センターとして、専門医療相談の実施や鑑別診断、身体合併症への対応、地域連携の推進等、地域における認知症疾患医療の拠点としての役割を担います。
本館診療棟・設備の特色
災害拠点病院としての設備
屋上にヘリポートを整備するとともに、被災患者の受入れを想定し、各所に医療ガスや非常用電源を設置しています。また、建物には免震構造が採用され、地震に強い建物になっています。
スタッフステーションのオープンカウンター
患者さんとスタッフを隔てる「壁」をなくし、開放的な空間にするため、全病棟のスタッフステーションの受付をオープンカウンターにしました。
4床室
精神科4床室のベッド配置は、間仕切りを兼ねた収納家具を効果的に配置し、開放的でありながらプライバシーにも配慮しています。
くぼみの空間
くつろぎの空間で過ごすことも大切な療養であると考え、あえてスタッフステーションからは見渡せない「くぼみの空間」をつくりました。
緑に親しめる環境
屋上に庭園を整備するなど、緑に親しめる環境となっています。病棟においても、デイルームから自然豊かな松沢の緑を見ることができます。