災害拠点病院
災害による重篤患者の救命医療等の高度の診療機能を有し、被災地からの患者の受入れ、広域医療搬送に係る対応等を行う。東京都の災害拠点病院は、「広域基幹災害医療センター」、「地域災害中核拠点病院」、「地域災害拠点病院」から構成されている。区市町村が実施する災害応急活動を応援補完するため、災害時に「医療救護班」を編成し、派遣する体制を整えている。
都立病院では広尾病院、大塚病院、駒込病院、墨東病院、多摩総合・小児総合医療センター、松沢病院が、また財団法人東京都保健医療公社の各病院が災害拠点病院の指定を受けている。(平成23年4月現在)
シニアレジデント
医師初期臨床研修の修了者を対象に、総合診療能力の向上や専門分野の基礎的研修を目的とした3~4年間の専門臨床研修を受ける医師のことをいう。東京都病院経営本部では専門の養成制度として「東京医師アカデミー」を平成20年4月に開講し、専門医の育成に力を入れている。
周産期医療
妊娠後半期以降の母体と胎児に対する、主として産科的な医療と、何らかの以上のある新生児に対する、主として小児科的な医療を合わせた医療をいう。
ジュニアレジデント
医師法第16条の2の規定により義務化された2年間の医師臨床研修を受ける医師のことをいう。
- 保健医療行政ミニ用語集より引用
セカンドオピニオン
(second opinion)
現在かかっている医師とは別の医師が意見を述べること。
主治医以外の専門家が治療法などを検討する。
総合診療基盤
各診療科が連携して様々な合併症や症状等に対応した治療を行うための診療支援機能をいう。