医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)(外部リンク)
表の凡例は病院指標のページをご覧ください。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
指標 | 分母:肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数 | 分子:分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数 | 割合 |
---|---|---|---|
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 | 1969 | 1801 | 91.47% |
肺血栓塞栓症は、下肢の静脈などでできた血のかたまり(血栓)が肺の動脈に詰まり、呼吸困難や胸痛を引き起こし、死に至ることもある疾患です。手術後やがんの治療中、病状による長期臥床などで発症することが多く、その発症予防が重要となります。手術の際には弾性ストッキングや手術中の下肢空気圧迫装置の装着などの予防対策を実施しています。
血液培養2セット実施率
指標 | 分母:血液培養オーダー日数 | 分子:分母のうち、血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数 | 割合 |
---|---|---|---|
血液培養2セット実施率 | 4873 | 4672 | 95.88% |
2023年度の血液培養の複数セット採取率は97.8%で、2020年以降95%以上の高水準を維持しています。
終末期ケア中の患者さんの発熱評価や、菌血症の治療効果判定(陰性確認)を目的とした血液培養などの際に1セット採取がみられます。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
指標 | 分母:広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数 | 分子:分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数 | 割合 |
---|---|---|---|
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 | 1281 | 1203 | 93.91% |
当院では、広域スペクトル抗菌薬であるバンコマイシン、テイコプラニン、ダプトマイシン、リネゾリド、メロペネム、イミペネム/シラスタチン、タゾバクタム/ピペラシリンの使用前の培養採取率をモニターしています。2023年度は98.6%と高い水準を維持していました。