特色
作業療法の「作業」とは、日常生活活動、仕事、家事、趣味、人との交流など、私たちが普段の生活の中で行っているさまざまな活動を意味します。
精神科作業療法では、入院中の患者さんが、これらの「作業」を通じて生活のリズムを整えたり、興味のもてる活動を発見したり、社会的・対人的スキルを獲得するなど、その人らしくより良い生活が送れるための援助をしています。
1)幅広いご要望にお応えするため、多彩な活動プログラムを提供しています。
例えば・・・
- ストレッチ、ヨガ、軽めの筋トレやレクリエーションなどの運動・ゲーム系の活動
- パソコン、調理実習、退院後に役立つ知識の提供などの学び系プログラム
- 絵画、書道、革細工、手芸、音楽、園芸などの創作・趣味系の活動
2)思春期から老年期まで、様々な年齢層の方にご利用していただけます。
3)対象疾患は限定しておらず、医師の処方があればご利用できます。
ご利用方法
当院に入院中の方
病棟の主治医に、精神科作業療法の利用をご相談ください。
当院を受診していない方
精神科作業療法は、精神科外来や各病棟と連携して行いますので、当院での受診が必要となります。
外来受診中の方
精神科作業療法は入院患者さんを対象としていますので、外来患者さんはデイケアの利用になります。