婦人科
良性疾患手術(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮内膜ポリープ、子宮脱など)、初期の悪性疾患(子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌)の診断・治療を中心に行っています。
検診で異常を指摘されたり、通院中の医療機関から精密検査や手術が必要といわれたりした場合、予約をお取りの上、診療情報提供書(紹介状)や検査結果などをお持ちになって受診してください。
手術については、患者さんへの負担が少ない低侵襲手術(腹腔鏡下手術・腹腔鏡補助下手術・子宮鏡手術)を積極的に行っております。ご希望の方は、『婦人科内視鏡外来』をご予約ください。
子宮疾患に対する子宮全摘、子宮筋腫のみの摘出術、卵巣疾患のいずれも腹腔鏡または子宮鏡で施行可能ですが、患者さんの状況によっては開腹手術が適切と判断する場合もございます。腹腔鏡をご希望で受診されても、低侵襲手術が個々の患者さんにとって最善ではない場合がある事をご理解頂き、個別に相談しながら手術方法を決定します。
良性疾患の手術待機期間は前治療の必要性などにもよりますが初診から1〜3か月程度です。
子宮筋腫や卵巣嚢腫などの良性疾患の場合、開腹・腟式手術の入院期間は9日程度、腹腔鏡手術では5〜6日程度です。
子宮頸癌や頸部異型成(前癌病変)の円錐切除術の入院は2日程度です。
子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫の子宮鏡手術の入院は2日程度です。
当院では、保険適用されない治療は通常行っておらず、保険適応外の不妊検査や治療、HPVワクチン、避妊目的のピル、緊急避妊薬などは取り扱っていません。
悪性腫瘍に関しては当院の対応が困難と判断した場合、他院へ御紹介することがあります。