診療内容 | 育児情報等紹介 |
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診療内容
診療科のご紹介
育成科には、保育士が所属しています。
保育士が関わる活動は、
- こころ病棟に入院されている方対象のプログラム
- からだ病棟に入院されている方の保育(遊び、生活援助、病棟行事等)
- こころの専門診療部の外来にかかっておられる方対象の幼児・学童デイケアや思春期デイケア
- からだの専門診療部の外来でのプレパレーション・オリエンテーション
など、多岐にわたります。様々な場面で、他職種と連携しながら、お子さんの成長発達を促し、生活の質を高めていきます。
こんな症状のお子さんが対象です
思春期デイケア ⇒予定表はこちらから
思春期年齢 (中学生~22歳未満) の方の精神科リハビリテーション活動の場として、様々なプログラムを提供しています。
思春期デイケアに参加することで「生活のリズム作り」「引きこもりの予防」「人との交流の練習」「学校や仕事への参加の準備」などを目指しています。
思春期デイケアの利用開始は20歳未満の方が対象で、主治医からの依頼が必要です。他病院精神科通院中の方でも、主治医からの紹介状があれば、検討後、利用が可能です。
思春期デイケアでの集団活動の特徴として、
- いろいろなプログラムや自由交流の時間を通して対人関係を学んでいく場を提供します。
- 個々の状況を観察し、必要時、発達課題の習得の支援、自尊感情の回復の支援を行います。
- プログラムの参加方法は、症状に応じて相談をしていきます。
- 集団活動を通して自己肯定感や達成感を得る等の支援を行います。
- 異年齢集団での役割や様々な体験を通じて成長発達を支援します。
があげられます。
思春期デイケア説明会の実施
開催日時 | 毎月第2・第4水曜日 14時00分~(1時間程度) |
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参加方法 | 関心のある方なら、どなたでも参加できます。子ども・家族支援部門思春期デイケアへ、直接ご連絡ください。 代表042-300-5111、内線3321 |
思春期デイケア 主なプログラム
開催日時 | 月・火・木・金 10時00分~16時00分 第2水曜日のみ10時00分~13時00分 |
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対人関係を学ぶ プログラム | a. ミーティング b. コミュニケーションクラブ(SST) |
自立に向けた プログラム | a.施設見学 b.日常生活スキル |
趣味を広げる プログラム | a. スポーツ b. 創作 c. 茶道 d. 音楽 e. 英会話 f. 調理 など |
その他 | a. 街歩き b. 自主学習 c. 音楽鑑賞・DVD鑑賞 d. 季節の行事など |
家族支援 | リハビリテーションには、ご家族の協力が重要になります。 月1回の家族ミーティング |
幼児・学童デイケア
- こだわりが強い
- 集中して物事に取り組めない
- 通常の教育方法では支援が難しい
- 友人関係がうまく作れない
- 社会的場面において適切に行動することができない
などの、発達の偏りがあり支援が難しいお子さんを対象とした療育をおこなっています。
主治医からの 依頼が必要です。週1回の指導で、幼児グループは4月~翌年3月までの1年間、学童グループは4ヶ月で13セッションのプログラム回数となります。
平成29年度の利用者は幼児43名、学童80名でした。
幼児・学童デイケア 主な療育内容
開催日時 | 午前 9時30分~12時30分 主に幼児を対象(3歳~) 午後 14時30分~16時30分 主に学童を対象 |
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グループ構成 | 1グループ、6~8名程度 お子さんの状態にあったグループでご案内いたします。
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こころ病棟保育
こころの病棟に勤務する保育士は、医療チームの一員として、入院患者の心の疾病、障害、発達段階、家族背景、地域状況などを考慮しながら、医師の治療方針に基づき、安全かつ円滑に、治療・教育が行なわれるように支援しています。
保育士は、身体面、情緒面の発達の援助者として、専門的な視点から患者の状態を評価し、看護師や他職種の良好な連携をとりながら、患者の疾患・状態を常に把握して必要な注意・観察を行い、退院に向けて、計画的かつ一貫性のある療育を提供しています。
また、行動療法、感覚統合療法、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、TEACCHなどの専門的な考え方を活用し、支援にあたっています。
主な療育内容
子どもたちの目覚めから就寝までを支援しています。
- 食事、排泄、睡眠、更衣、入浴、清潔保持、日常生活援助及び基本的な生活自立に向けた療育。
- ルールを守る、時間を守る、持ち物や金銭管理など、行動面でのコントロールの強化に向けた療育。
- 自傷、攻撃、癲癇、拘りなど、感情面での自己コントロール力の強化に向けた療育。
- 日常的な挨拶や自分の要求を伝えるなど、コミュニケーションスキル獲得に向けた療育。
- 患者の発達段階に応じた、個別や集団での玩具の使用やゲーム、スポーツ、読書など、余暇時間を楽しく過ごすためのスキル獲得に向けた療育。
- プライマリーナースと連携し、各患者さんの看護診断に保育士の判断を提供するとともに、個別指導、小集団活動、病棟全体行事などの計画・立案・実施にいたる責任を担う。
こころ入院リハビリテーション
平成29年度の実績(参加開始者)は、244名でした。
特色・取り組み
児童青年精神疾患のリハビリテーションでは、家庭や学校への復帰と参加が主な目的になることが多くあります。
再発防止や社会復帰には、子どもが安心して復帰できる物理的・心理的な居場所の確保が欠かせません。そこで、当院のこころのリハビリテーションでは、子どもに関わる諸機関や地域・家庭が緊密に連携をとりながら、医療面のみでなく、発達、教育的視点から包括的なアプローチを行っています。
具体的には、入院中の方々に、スポーツや音楽活動、各種手工芸などのグループ活動に参加していただき、楽しみながら社会復帰に向けた練習ができる場を提供しています。
主なプログラム内容
対象 | こころの病棟に入院しているすべての患者さんを対象としています。 基本的には、症状が安定すると義務教育年齢の患者さんは院内の分教室に登校するため、分教室や外部通学をされていない在棟患者さんが主体となります。 |
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目的 | 回復期にある患者さんの個々のニーズに対応できるように、幅広いプログラムを用意しています。
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指導形態・ プログラム |
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からだ保育
特色・取り組み
入院中の子どもは、疾患に伴う苦痛に耐えながら、日常とは異なる環境での生活を余儀なくされます。
子どもは、日々成長発達しているため、入院中であっても子どもに応じた身体的・精神的・教育的ニーズを満たす必要があります。
保育士の関わりによって、本来の子どもの力を引き出し、成長発達を促し、QOLを高めることが重要であると考えます。また、治療に立ち向かう意欲を育て、スムースな治療、早期退院のための援助を目指しています。
保育方針
- 子どもの発達に応じて関わることにより、入院による不安や恐怖を軽減し、入院生活に適応できるように援助する。
- 家庭生活に近い雰囲気を作ることにより、子どもが安心して過ごし、治療が円滑に進められるよう入院環境を整える。
- 子どもを通して家族とのコミュニケーションを図り、家族の精神的負担の軽減に努める。
- 様々な遊びや活動を通し、入院中のストレスを発散し、入院生活を楽しく送れるよう支援する。
- 子どもの生活習慣の自立、認知、言語、情緒、社会性、運動発達を理解し、適切な援助を提供する。
- 医療チームの一員として、プライバシーの保護を考慮し、必要な情報を交換することにより、よりよい家庭支援につなげる。
主な保育内容
病棟保育
小児入院医療管理料加算(プレイルーム加算:100点)をとっています。具体的な援助については、各病棟の特性を踏まえ、病棟ごとに検討し、実施しています。
遊びの援助 |
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生活の援助 |
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家族への対応 |
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環境整備 |
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プレイルーム デイルームの運用 |
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外来・入院サポートセンター
検査、処置や入院に対して、お子さん自身が何が起こるのかを知り、安心して向かう心の準備が出来るように、プレパレーション・ディストラクションを行って支援しています。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(注)入院サポートセンター、プレパレーション室に移動します。
からだ入院オリエンテーション
平成29年度の実績は、336名でした。
目的 | 入院されるお子さんが、病棟の様子や病院での一日の流れを知ることで、入院生活に見通しをつけ、心の準備をしていただくことを目的としています。 そして、入院を前向きに捉え、安心して入院当日を迎えられるように支援します。 |
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対象 | 入院が決まった(予定入院)お子さんとそのご家族 |
参加方法 | 自由参加 プレパレーション室にて平日の11時、15時に行っています。 |
日帰り手術(ヘルニア)プレパレーション
平成29年度の実績は、291名でした。
目的 | 手術されるお子さんが、手術の日にどのような事が起こるのか知り、また、実際の医療用具などにも触れながら、心の準備をしてもらうことを目的としています。 ご家族には、手術までの注意点や、手術当日の流れ、帰宅してから次回の診察までの過ごし方や注意点をお話しして、手術に備えていただきます。 |
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対象 | ソケイヘルニアの日帰り手術を受けられるお子さんとご家族 |
参加方法 | ソケイヘルニア日帰り手術の、術前1週間前の外来診察時、必ず受けていただきます。 |
その他の日帰り手術、入院当日手術、術前検査などでも必要に応じてプレパレーションを行っています。