令和5年11月24日
東京都立多摩総合医療センター
明治薬科大学
この度、東京都立多摩総合医療センターと明治薬科大学とは、双方が有する資源を有効に活用することにより、学術研究、教育、社会貢献等の推進に資することを目的として、包括連携協定を締結しましたので、お知らせします。
本協定により、社会に対してより良質な研究成果や医療を提供できるものと考えます。
- 協定締結日
令和5年11月21日(火曜日) - 連携事項及び今後の展開
(1)学術研究に関する事項
臨床現場で得られる知見を活用した薬学研究を推進
(2)教育に関する事項
東京都立多摩総合医療センターでの実習教育を通じて明治薬科大学学生に高度の臨床教育を実施
(3)人材育成に関する事項
明治薬科大学の臨床教員が東京都立多摩総合医療センターの先端医療に触れる機会を提供すると共に、同センターの薬剤師が大学で学位取得等のスキルアップを行う機会を提供することにより意欲向上の支援など人材の育成・確保を強化
(4)社会貢献に関する事項
研究活動を通じて研究成果を広く一般社会へ還元
(左)明治薬科大学 越前宏俊 学長 (右)多摩総合医療センター 樫山鉄矢 院長
≪問合せ先≫
多摩総合医療センター総務課 藤井
電話 042-323-9219(直通)
明治薬科大学 総務部広報課 高橋
電話 042-495-8615(直通)
病院と大学の連携内容(協定後の予定)
項目 | 連携内容 |
学術研究に関する事項 | ・新規治療法の開発的研究 【病院】診療科別の研究開発について、該当する症例を紹介し治療法の共同研究を行う 【大学】効果的な薬剤の選定、薬物療法の有効性や安全性に関する共同研究を行う ・学術論文の投稿 【病院】学術的研究に基づき、研究内容を論文化する 【大学】論文作成にあたり学術的な指導・助言を行う |
教育に関する事項 | ・長期臨床実習受入れ 【病院】薬剤科における薬学生の長期臨床実習の受入れ 【大学】薬学部生で、病院薬剤師等に関心のある人材を選抜し病院へ長期実習派遣 ・臨床現場での学位取得の機会の創造 【病院】学位取得希望のある職員を大学院の研究室へ派遣し、学位取得を目指す 【大学】大学院での学位取得のための学術的な指導・助言を行う |
人材育成に関する事項 | ・薬学生の卒業研究の実施 【病院】臨床現場で得られる知見に基づき題材を提供、データ収集・解析を共同で実施 【大学】病院薬剤師を志望する学生の卒業論文を対象、データ収集・解析を共同で実施 ・臨床現場と大学の相互教育 【病院】臨床教育を行っている教員への臨床現場での経験の機会の提供を行う 【大学】大学で教える基礎薬学等についての、教育を受ける場の提供を行う |
社会貢献に関する事項 | ・一般市民や医療従事者を対象とした講習会や体験会の共同実施 【共同】大学と病院が連携し、一般市民や医療従事者に対し、薬について学ぶ機会を提供する |