総合診療科の特徴と強み

診療科の特徴と強み

1 診断がついていなくて広い視野から診療が必要な患者様、または多数の疾患をお持ちになっている患者さんを診療します。

各分野の診断学のプロフェッショナルが、専門科を越えた広い視点で診察を行います。当院では内科系・外科系含め全25科の専門診療科があり、各分野の医師の意見を聞きながら、総合的に診断・治療を行います。

2 専門性の高い検査や高度な治療が必要な患者さんについては、専門診療科への橋渡しを行います。

一般外来では不明熱、意識障害、リンパ節腫大、浮腫、貧血、食欲不振、体重減少など診療科を特定できない諸症状や所見がある患者さまについて診療を行います。各症状に応じて適切な検査・治療を行い、専門診療科、他病院への引き継ぎを行います。

3 総合診療科での診療で症状が落ち着きましたらば、かかりつけ医にご紹介させていただきます。

病状に応じて血液検査、CT、MRI、超音波検査などの画像診断、内視鏡検査などを速やかに行い、診断を行ったうえで治療します。入院が必要な場合は症状に応じて総合診療科または各科で対応し、病態が安定しましたらお近くのかかりつけ医にご紹介します。

4 地域ぐるみの総合的な医療・介護を提供します。

当院の地域密着型総合病院である強みを活かして、かかりつけ医、訪問診療医、ケアマネージャー、訪問看護ステーションなどと連携し、自宅で安全な生活が過ごせるよう社会医療資源の調整や手配をお手伝いします。また、ご自宅で体調が悪くなった場合には、入院で対応いたします。

5 原則として、高血圧症、糖尿病、心疾患など慢性疾患の治療については、かかりつけ医での診療をお願いします。当院で慢性疾患の治療継続は行いません。