明治薬科大学と包括連携協定の締結について

令和6年11月25日
東京都立豊島病院
明治薬科大学

この度、東京都立豊島病院と明治薬科大学とは、双方が有する資源を有効に活用することにより、学術研究、教育、社会貢献等の推進に資することを目的として、包括連携協定を締結しましたので、お知らせします。
本協定により、社会に対してより良質な研究成果や医療を提供できるものと考えます。

  1. 協定締結日
    令和6年11月21日(木曜日)
  2. 連携事項及び今後の展開
    (1)学術研究に関する事項
    臨床現場で得られる知見を活用した薬学研究を推進
    (2)教育に関する事項
    豊島病院での実習教育を通じて明治薬科大学学生に高度の臨床教育を実施
    (3)人材育成に関する事項
    病院薬剤師に対して先端医療薬学に触れる機会を提供し、学位取得等のスキルアップや、職員の意欲向上の支援など人材の育成・確保を強化
    薬剤師臨床研修ガイドラインに準拠した卒後臨床研修を整備し、豊島病院等にて受入れ
    (4)社会貢献に関する事項
    研究活動を通じて研究成果を広く一般社会へ還元
協定締結式の様子
(左)明治薬科大学 越前宏俊 学長 (右)豊島病院 畑明宏 院長

≪問合せ先≫
豊島病院 事務局計画課 電話 03-5375-1234
明治薬科大学 総務部広報課 電話 042-495-8615

病院と大学の連携内容(協定後の予定)

項目連携内容
学術研究に関する事項・学術論文の投稿
【病院】学術的研究に基づき、研究内容を論文化
【大学】論文作成にあたり学術的な指導・助言
教育に関する事項・長期臨床実習受入れ
【病院】薬剤科における薬学生の長期臨床実習の受入れ
【大学】薬学部生で、病院薬剤師等に関心のある人材を選抜し病院へ長期実習派遣
人材育成に関する事項・薬学生の卒業研究の実施
【病院】臨床現場で得られる知見に基づき題材を提供、データ収集・解析を共同で実施
【大学】病院薬学コースを志望する学生4年生の卒業論文を対象、データ収集・解析を共同で実施

・定期的な症例検討会、講義
【病院】臨床現場で対応した症例を紹介
【大学】症例に対して大学教員等から学術的支援、講義

・薬剤師卒後臨床研修制度の整備
【病院】薬剤師臨床研修ガイドラインに準拠した卒後臨床研修(2年間)を整備し受入れを開始(令和8年度)
【大学】臨床現場で勤務する薬剤師が身に付けるべき知識習得のための講義、症例報告会やジャーナルクラブの開催、臨床研究の指導など教育と研究への支援
社会貢献に関する事項・一般市民や医療従事者を対象とした講習会や体験会の共同実施
【共同】大学と病院が連携し、一般市民や医療従事者に対し、薬について学ぶ機会を提供する


参考資料

包括連携協定の締結(PDF 810.2KB)

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