コース責任者 | 奥村 正紀 精神保健指定医、日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医 |
---|---|
目標とする 専門医受験者資格 | 精神保健指定医、日本精神神経学会認定精神科専門医、 日本総合病院精神医学会認定一般病院連携精神医学専門医 |
医師(専攻医)は当専門研修プログラムへの採用後、研修施設群のいずれかの施設と雇用契約を結ぶこととなります。
本専門研修プログラムは、日本精神神経学会による一次審査を経過したものであり、今後日本専門医機構による二次審査を踏まえて修正・変更があることを予めご承知おきください。
令和6年度の専攻医採用については募集要項をご確認ください。専門医機構のスケジュールに沿って実施予定【近日公開予定】
本施設群は基幹施設および15の連携施設から構成されています。原則として、1年目、3年目は基幹施設である豊島病院精神科において精神科面接、疾患概念と病態、診断・治療、多職種とのチーム医療の基本を学びながら、精神科救急・急性期精神医療、精神科身体合併症、リエゾン・コンサルテーション精神医学を中心に研修を行い、2年目は連携施設をローテートして研修を行います。連携施設には、認知症・老年期精神疾患、児童・思春期精神疾患、物質関連精神疾患、医療観察法、がん患者リエゾン・精神腫瘍学、精神保健行政、地域精神医療・アウトリーチ等について専門研修が可能な公的および民間病院、大学病院が含まれ、専攻医の関心とニーズに応じて数ヵ所の施設を選択して研修を行います。3年間の専門研修を通して、的確な診断と治療計画に基づいた精神疾患の治療過程を学習習得するとともに、精神疾患を有する人それぞれの苦悩に真摯に向き合い、共感的・支持的な態度をもってこれを深く理解できる精神科医を育成するとともに、精神科専門医、精神保健指定医資格を取得することを目指します。
1年目
指導医のもとに病歴の取り方、診察の仕方、精神療法、薬物療法、電気けいれん療法、患者および家族への疾病教育、精神科リハリビテーション、社会資源の利用方法など、基礎的な技術と知識を習得することを目標とします。
2年目
より専門性の高い分野での研鑽を積むために、院外の連携施設での研修を行います。連携施設は、東京都健康長寿医療センター、都立小児総合医療センター、都立松沢病院、国立精神・神経医療研究センター病院、がん研有明病院、東京医科歯科大学病院、都立精神保健福祉センター、成増厚生病院、陽和病院、東京足立病院、恩田第二病院、小山富士見台病院、平川病院、大宮厚生病院、青梅成木台病院の15施設で、この中から専攻医の関心と興味に従って数施設を選択して研修を行います。
3年目
指導医にスーパーバイズを受けながら、患者の初診から、診断、入院適応の判断、検査・治療の選択、社会復帰などについて、外来診療も担当しながら自立した診療が行えることを目指します。初期研修医や後輩専攻医の指導をしながら、各症例に対する理解をさらに深めて学会での研究発表を行い、精神科専門医および精神保健指定医資格取得の準備を行います。
役職 | 氏名 | 医師免許 取得年 | 資格名(「専門医」、「指導医」) |
---|---|---|---|
部長 | 奥村 正紀 (おくむら まさき) | 2000年 | 精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医、 日本医師会認定産業医、麻酔科標榜医、医学博士 |
部長 | 益冨 一郎 (ますどみ いちろう) | 1993年 | 精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医、医学博士 |
医長 | 白木 明雄 (しろき あきお) | 1997年 | 精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医 |
医長 | 山口 友子 (やまぐち ゆうこ) | 2010年 | 精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医 |