妊婦健診について

健診間隔妊娠週数実施する検査健診の際の注意点等
4週間毎
(24週頃まで)
初診時

予定日が決まる頃
<内診>
・子宮頸部細胞診
(約900円)
・採血(妊娠初期血液検査:約18,560円)
○受診の際、毎回超音波検査あり

○予定日が決定した頃から、毎回尿検査あり
  • ●母子手帳の交付を受けましょう。
    ●交付を受けるのに病院からの書類は不要です。お近くの区役所や保健所で申請をして下さい。
    ●予定日が決まる頃に分娩予約を行います。
16~18週頃<内診>クラミジア検査(約4,000円)
23~24週頃採血(妊娠性糖尿病の検査:約2,250円)●血糖の検査のため、水以外の飲食物は検査の3時間前から控えて来院して下さい。
24週頃~
2週間毎
28週頃採血(妊娠中期血液検査:約3,000円)・超音波検査
・尿検査
35週~
1週間毎
35~36週採血・レントゲン・心電図・NST検査
膣分泌物培養検査
(合計で約22,000円)
・超音波検査
・尿検査
  • ●帝王切開となる場合に備え、いろいろな検査を行います。時間と費用が掛かりますのでご了承下さい。(約3時間) 
    ●36週からは毎回NST検査(所要時間約40分)があります。
37週NST検査
2,000円
<内診>●37週からは内診が始まります。
38週NST検査
2,000円
39週NST検査
2,000円
40週NST検査
2,000円
40週以降
3~4日毎
40~41週NST検査
2,000円
<内診>・超音波検査
・尿検査
●予定日が過ぎているため、分娩の誘発のための入院を検討します。
  • お持ちの保険の種類によって自己負担額が異なります。あらかじめご了承ください。
  • 妊娠12週頃から、お腹の上から超音波で赤ちゃんの診察を行いますので、ご家族も一緒にご覧になることができます。ご希望の方は、御一緒に診察室にお入りください。
  • 出生前検査(母体血清マーカー検査、羊水検査)をご希望の方は、妊娠14週台までにご相談下さい。

妊婦健診時の採血内容一覧

妊娠初期血液検査血算、腎機能、肝機能、血糖、甲状腺機能、血液型、不規則抗体、感染症(梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・トキソプラズマ・風疹・成人T細胞白血病ウイルス、サイトメガロウイルス)
妊娠中期血液検査血算、腎機能、肝機能、血糖、凝固機能
妊娠後期血液検査血算、腎機能、肝機能、血糖、凝固機能、血液型、不規則抗体、感染症(梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・成人T細胞白血病ウイルス)

風疹抗体価検査及びワクチン接種のご案内

当院では、妊娠した方について風疹抗体価の検査を行っております。

妊婦健診の受け方

<診察当日の流れ>

  1. 尿検査(2階外来20番 採血・採尿受付)
  2. 血圧・体重測定(産婦人科外来)→ご自身で母子手帳に記入して下さい。
  3. 外来受付3番カウンターで受付をし、
     →母子手帳/受診票/診察券 を準備して診察をお待ちください。

<予約の取得・変更・キャンセル>

お電話にて承ります。

  1. 産婦人科外来へお電話をいただく内容【03-5375-1234(代表)】
    ・当日の予約をキャンセルしたい場合(受付時間:9時00分~16時45分)
    ・妊娠36週以降の妊婦検診に関する予約を取得、変更、キャンセルしたい場合(受付時間:14時00分~16時00分)
  2. 予約センターにお電話をいただく内容【03-5375-5489】
    ・1以外の予約を取得、変更、キャンセルしたい場合

[注意事項]

  • 外来枠に空きがない場合、変更の予約を承ることはできません。
    予約が変更になった場合、なるべく早めに予約変更していただくようお願いいたします。
  • 内容により診療科にて医師への確認やスケジュール等の調整が必要となります。
    お電話口で長時間お待たせする場合や14時から16時に再度お電話をいただくようお願いする場合がありますことをご了承ください。
  • 妊婦健診は担当医制ではないため、診察医が変更することがあります。
    医師の救急対応や手術などでやむを得ず、診察時間が遅れてしまうことがあります。
  • 妊婦健診の費用は、あくまで目安です。必要時には、各種検査を追加することがあります。
    また、月に1回、助産師の指導の有無に関わらず、妊婦指導料(2,300円)がかかります。

当院は紹介・予約制になっています。

予約外で受診する方は、事前に必ずお電話でご一報下さい。
また、診察をお待ちいただく時間が長くなりますが、ご了承下さい。
緊急の場合には、早く対応できるように配慮いたします。

里帰り分娩について

他の病院で妊婦健診を受けたい方はご相談下さい。
妊娠23~24週頃に一度、当院で妊婦健診を受診してもらい、その際に妊娠性糖尿病の検査を行います。同日検査結果をお伝えしますが、結果がでるまでお時間がかかりますので、午前又は午後の早い時間にご予約下さい。
32週~34週以降は当院で妊婦健診を受けられるよう、お願い致します。その際は、他院で行った検査データーや情報提供書等、ご持参下さい。


近日中に他の病院で施行している検査(がん検診、血液検査など)は、結果を持参していだだければ、当院での検査を省くことが可能です。

尚、子宮頸がんの無料クーポン券は当院では使用できませんのでご了承下さい。

各市区町村で交付される「妊婦健康診査受診票」をご使用いただけます。

  • 豊島病院と契約している市区町村以外の受診票をお持ちの場合、市区町村窓口での返金になりますので、領収書を保管してください。なお、受診票の記載は契約市区町村のものと同様に外来で行いますので、毎回提出してください。
  • 受診票が使えるのは、妊娠届提出日(母子手帳交付日)以降になりますので、ご注意ください。
  • 区市町村により、交付される枚数が異なります。どの「妊婦健康検査受診票」を使用するかわからない場合は、産婦人科秘書に御相談下さい。
  • 東京都の「超音波」券(白券)は、単独では使用できませんので、なるべく早い段階で、青券もしくは黄券と併用してください。
  • 受診票には補助の上限額が定められており、上限額を超える場合には、自己負担額が生じますので、ご了承ください。
  • 受診票をお持ちでない健診の場合、妊婦健康診査助成制度適用外となり、健診費用が自己負担となります。

転居される予定のある方は早めにお知らせ下さい。

注意:過去の妊婦健診で「妊婦健康検査受診票」を持参せずに未精算となっているものがありましたら、住民票を移動する前に必ず精算して下さい。転居後は、転居前の「妊婦健康検査受診票」の精算はできなくなりますのでご注意ください。また、受診票が使えるのは、受診日に住民票のある市区町村のものに限ります。

出産一時金の手続きは、産後に産婦人科病棟で行います。当院は直接支払い制度を採用しています。事前の手続きは不要です。

当院では、夫立ち会いによる分娩を実施しています。

夫立ち会い分娩を希望される方は、「出産にパパが立ち会うための教室」に参加していただきます。妊婦初期指導の際にご案内があります。
夫立会い分娩のお知らせページへ