当院は、赤ちゃんに対して『オプショナルスクリーニング検査』が受けられる施設です。
オプショナルスクリーニング検査とは?
日本で生まれてくる全ての赤ちゃんは、治療しないと命に関わる重い障がいが出る可能性のある先天性の病気について検査を受けることができます(新生児マススクリーニング検査)。
マススクリーニング検査は、厚生労働省などの指導の下で、各自治体が主体となり実施されている公的事業であり、費用負担はありません。対象疾患は先天代謝異常症を多く含む23疾患です。
オプショナルスクリーニング検査は、マススクリーニングの対象になっていない、以下の条件を満たす7つの先天代謝異常症疾患(※)について、オプションで選択できる有料の検査です。
- 治療法がある
- その病気であるかの可能性を調べる精度の高い検査方法がある
- 先天代謝異常症の中でも比較的に患者数が多い
- 病気が発症する前にみつけると治療効果を高め症状を事前に予防したり、重い障がいを防ぐことができる
- 特徴的な症状が少なく、通常の診療で見つけることが難しい
※7つの疾患:ムコ多糖症I型、II型、IVA型、VI型・ポンペ病・ファブリー病(男児のみ)・副腎白質ジストロフィー(男児のみ)
検査は、赤ちゃんのかかとから少量の血液を採取して行います。当院で出産された場合には、新生児マス・スクリーニングと一緒に行うため、新たな血液の採取は発生しないので、赤ちゃんへの負担はありません。
【検査費用(自費負担)】
入院 9,990円(税込)
外来 13,650円(税込)
【ご予約の方法】
03-5375-5489(予約専用電話)
注目情報予約時に『オプショナルスクリーニング検査希望』とお伝えください。