医療環境の変化や医療ニーズの多様化・複雑化に対応し、安全な管理体制の下で、患者中心の質の高い医療を提供します。
1．質の高い医療の提供
患者・家族が納得し、安心して医療が受けられるよう、コミュニケーションの充実を図るとともに、都立病院の有する総合診療基盤と専門性を活かしたチーム医療を推進します。
- 患者の自己決定を尊重した医療の提供
- 複数の専門性の組み合わせによる高度な医療の拡充
- 各職種の専門性を活かしたチーム医療の推進
- 患者・家族支援と医療安全の推進
2．高度で先駆的な医療の提供
都立病院が有する希少な症例や豊富な診療実績を活用し、先進医療や臨床研究等に取り組むとともに、教育・研究機関等との連携を強化し、人材育成や共同研究を推進することにより、医療の質の向上・発展に貢献します。
- 高度で先駆的な医療の充実
- 治験・臨床研究の推進
- 教育・研究機関等との連携強化
3．だれもが利用しやすい環境づくり
高齢者、障害者、外国人など全ての人が利用しやすい環境の整備や、患者満足度アンケートの実施等を通じ、患者中心の質の高い医療サービスの提供に努めます。
- 患者サービスの向上
- 外国人患者受入環境の更なる充実
4．患者支援機能の充実・強化
患者支援センターを「患者・地域サポートセンター（仮称）」として再構築し、患者・家族の多様なニーズや相談に対応するなど、在宅移行・在宅療養を支援する体制の充実を図ります。
- 患者支援センターの機能強化
- 児童虐待・DV（家庭内暴力）等への組織的な対応
5．医療安全管理対策等の充実
医療事故の再発防止策や、他病院での医療事故に関する情報の共有化を推進するとともに、医療安全意識を向上させる研修の実施や医療安全対策の中心的役割を担う人材を育成します。
- 医療安全管理体制の強化
- 医療安全に対する意識の向上
- 院内感染対策の強化
6．情報システム管理体制の強化
電子カルテシステムの機能を充実させるとともに、標的型メール訓練等の実施や対応能力の向上に向けた研修を通じ、情報システム管理体制を強化します。
- 電子カルテシステムの機能充実
- 情報セキュリティ管理体制の強化
- 診療情報の更なる利活用
