2010年03月29日
病院経営本部では、都立病院に共通する重要な倫理問題について検討する東京都立病院倫理委員会を設置しています。同委員会では、平成6年に、宗教上の理由による輸血拒否の問題について、医療現場において医師が判断するためのよりどころとするとともに、患者やその家族の理解を得られるよう、「宗教上の理由による輸血拒否への対応について」を策定し、これまで都立病院において運用してきました。
しかしながら、策定から時間が経過し、学会や新たな判例の動向等の社会環境の変化を踏まえる必要があることから、これまで改定に向けた検討を重ねてまいりました。この度、東京都立病院倫理委員会からの最終報告を受け、別添のとおり、報告書を取りまとめましたので、お知らせします。