若手職員からのメッセージ(広尾病院)

東京都立病院を志望した理由

2020年広尾
広尾病院 2020年入職

 首都である東京の都立病院の役割は大きく、行政的医療や各病院の重点医療のほか、災害時などの困難な状況下においても迅速で適切な対応するのが都立病院だと考えます。また当時は東京2020年オリピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、国際化が進む中、外国人患者さんを多く受け入れている都立病院に関心を持ちました。私は、多くの患者さんに冷静かつ心ある温かい医療を提供できる臨床検査技師になり、広い視野を持ち、幅広い業務に対応したいと思い都立病院を志望しました。

現在の仕事と今後の抱負

 私は現在、輸血科に所属しています。血液型検査や交差適合試験、血液製剤の発注や払い出しなどの製剤管理、検査機器のメンテナンスを中心に輸血業務を行っています。輸血業務の他にも、検査科受付や採血などの業務も行います。また当直業務が月に3回程度あります。
 輸血科配属時は分からない事だらけで不安でいっぱいでした。しかし、優しく頼りになる先輩方のご指導のお陰で、苦手意識のあった輸血業務を滞りなく行えるようになりました。輸血業務を行えるようになったことで当直業務にも自信を持てるようになりました。
 今後は、認定輸血検査技師も視野に入れて一層勉強に励むとともに、生理検査などの他分野の勉強もして資格取得していきたいと思っています。

受験生へのメッセージ

 都立病院は各病院に特色があり、基本的な検査の他に特色に基づいた検査も行われています。どの病院に配属・異動になっても新しい経験や技術を身につけられるはずです。そのような環境が私たちに大きな学びと成長を与えてくれています。来年度、皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。国家試験勉強や就職活動、頑張ってください。