「日本対がん協会賞(団体の部)」を受賞しました!

都立駒込病院が「日本対がん協会賞(団体の部)」を受賞しました!

                         令和5年9月1日

 

当院が2023年度「日本対がん協会賞(団体の部)」を受賞しました。

 

1 受賞内容

日本対がん協会賞(団体の部)

 2 受賞理由

  • 1986年から造血幹細胞移植を行い、2013年に全国初の造血幹細胞移植推進拠点病院に選定された。コロナ禍の中では、がん・感染症センターとして感染患者を積極的に受け入れる一方、無菌室病棟での同種移植を予定どおり続けた。2023年6月時点の移植数は2,600件超で、近年の造血幹細胞移植数は全国トップ。他施設の看護師、医師らを研修で受け入れるなど人材育成にも取り組んでいる。
  • がん教育にも対応し、小中学校へ外部講師として医師を派遣し、正しい知識の普及啓発にも貢献している。

3 受賞に当たっての戸井院長コメント

  • この度、歴史と名誉ある「日本対がん協会賞」を受賞し、大変光栄に存じます。
  • 都立駒込病院は、「医療を通して人がその人らしく生き抜くことを支援する」の理念のもと、総合診療基盤を活かして、様々な疾患、複雑な病態、難治性の病気に最先端の技術と考え方をもって、安全と安心の高度先進医療を提供しています。
  • コロナ禍では、行政的医療を担う都立病院として、また感染症の専門病院として、多くの感染症患者を受け入れてきました。一方で、当院は「造血幹細胞移植推進拠点病院」として、無菌室病棟での移植を継続し、全国一の件数となる移植を行っています。これは一人ひとりの医療従事者の細心の注意とたゆまぬ努力の賜物です。
  • また、日本人の2人に1人が、がんになる時代において、小さい頃から正しい知識を身に付け、予防に努めることが重要です。当院では、医師が地域の小中学校に赴き、「がん教育」を行っています。子ども自身だけでなく家族ががんになることもあります。子ども達からは「検診の重要性が理解できた」「がんが怖くなくなった」という声をもらっています。
  • これからも、個々の患者さんに寄り添って最適な治療を提供し、がん医療、地域医療に貢献してまいります。

※造血幹細胞移植推進拠点病院についてはこちらhttps://www.tmhp.jp/komagome/zouketukan/

 

【プレス資料】

都立駒込病院が「日本対がん協会賞(団体の部)」を受賞しました!(PDF 240.1KB)