がん治療等に対応したお食事

化学療法や放射線治療などの治療による食欲不振、味覚障害、口内炎、免疫低下などの症状に対応したお食事の提供を行っております。

ライト食

食欲のない患者さんや、一度にたくさん食べられない患者さんを対象に、1回の食事量を通常の2分の1程度とし、代わりに高栄養食品をプラスしています。

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ミラクル食

化学療法や放射線治療などにより、「味が感じにくい」「味に過敏になってしまった」というような患者さんを対象に、料理の味付けを薄くして調味料を別付けにしています。ご自分で味付けを調整できる食事です。

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嚥下ソフト食

脳腫瘍、口腔がんや放射線治療等による副作用で、摂食・嚥下機能が低下している患者さんが対象です。ミキサーで粒のない状態にした料理を、舌で押しつぶせる程度の硬さに調製した食事です。

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生物禁食

化学療法等で感染症に対し、抵抗力が弱くなってしまった患者さんを対象とした食事です。生野菜や発酵食品等は提供していません。

移植治療食

白血病等の血液疾患で、造血幹細胞移植を行う患者さんを対象とした食事です。食事の一部として、腸内環境改善のための飲料を提供しています。また、生物禁食同様に生野菜や発酵食品等は提供しない他、免疫抑制剤の投与に考慮して、柑橘類の食品も提供していません。

 

 

食道がん・胃がんなど、消化管の手術後に対応したお食事も提供しております。

食道術後食(スワロウ食)

食道がん術後を考慮して軟らかく調整し、さらに摂食・嚥下困難の訓練を兼ねた食事です。また、頭頸部がんの患者さんにも適しています。

胃術後食

1回の食事量を少なくし、1日6回食を提供しています。朝・昼・夕食の他に分食を提供しています。

胃術後食

〈分食の例〉
 ・雑炊
 ・にゅうめん

その他

食事が進まない患者さんには、少量でも栄養がしっかりとれる「特製スープ」を手作りでご用意しています。特製スープについては、KOMA(こま) EI(えい)レシピとして掲載中です(KOMA EIレシピ)。