「感染症センター」は、感染症科、ワクチン外来、感染制御科で組織されています。これらは、常に密接に連携をとっており、幅広い診療や研修が行える施設となっています。
「感染症科」では、一般感染症、流行感染症、海外渡航後の感染症など、様々な感染症の外来と入院病棟の診療を行っています。また、エボラ熱などの一類感染症、新型インフルエンザ、そして新たに発生した感染症などの対応が可能な専用病棟があり、日頃から受け入れ訓練を繰り返しています。
「ワクチン外来」では、小児科医師が中心となり、感染症科の医師も担当することで、海外渡航前のワクチンを含めた各種予防接種に対応しています。
「感染制御科」は、国内有数のがんセンターでもある当院において、がん治療等の経過で発生する感染症における治療支援を行っています。また、院内感染対策のチーム(ICT)や抗菌薬適正使用支援チーム(ASP)では、感染制御科と感染症科が協同して活動しています。