骨髄異形成症候群(MDS)外来

骨髄異形成症候群(MDS)外来のご紹介

骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes: MDS)は60歳以上に多く、血液を造るもとの細胞(造血幹細胞)の異常により貧血・白血球減少・血小板減少などを生じる血液の病気です。また、白血病に移行することから前白血病や第2の白血病とも呼ばれています。1つの疾患ではなく、様々な病型(タイプ)があります。骨髄検査を行い血液形態や染色体所見から診断を行いますが、判断が難しい症例も多数あります。治療は病型に応じてメチル化阻害剤や造血幹細胞移植などを選択します。当院では、MDS研究に見識の深い原田浩徳教授をお迎えし、MDSの原因である遺伝子レベルでの変異・異常を解析することによって、精度の高い診断と的確な治療を提供できるMDS診療体制を整えています。また、セカンド・オピニオンも積極的に受け入れております。

1、対象

当院・他院を問わず、骨髄異形成症候群の疑いもしくは骨髄異形成症候群と診断された患者さんとご家族。診断について、今後の治療方針について何でも気軽に相談できます。

2、外来日

金曜9:00-12:00(初診は10:30まで)

3、担当者

東京薬科大学生命科学部 教授 原田浩徳先生が担当致します。

4、診療内容

必要に応じて、血液検査などを行います。

5、料金

健康保険を適応し請求致します
※かかりつけ医からのご紹介状のない場合は初診に係る選定医療費(7000円)が別に必要となる場合があります。

6、予約方法

「予約センター」で承ります。03-3823-4890からお申込みください。
※かかりつけ医からの紹介状は原則不要ですが、その場合は初診に係る選定医療費(7000円)が別に必要となることがあります

7、受診当日

健康保険証を忘れずに持参ください。紹介状のない場合でも過去に行った血液検査や骨髄検査の結果をお持ちいただければ診療に大変役立ちます。