(2024.07.12更新)
消化器内科の学会活動日記 📘
当院の消化器内科は、日常診療だけでなく、未来につながる医療の前進を目指し、報告や研究といった学術的活動も行っています。こうした活動を通して、当院の臓器毎の高い専門性をぜひ多くの知っていただけたらと思います。また、研修先で悩んでいる学生さんや、勤務を検討されている先生方に、当院の雰囲気や魅力を知っていただく一助となれば幸いです。
もくじ
※学会終了後に随時更新しています!
- 1. 第110回 日本消化器病学会 総会 (2024年5月)
- 2. DDW2024米国消化器病週間 Digestive Disease Week (2024年5月)
- 3. 日本消化器内視鏡学会総会(2024年5月)
- 4. 第118回 日本消化器内視鏡学会 関東支部例会(2024年6月)
- 5. 第78回 日本食道学会学術集会(2024年7月)
1. 第110回 日本消化器病学会総会(@徳島県徳島市)
今回は2題参加しました。
- 頸部食道狭窄を伴う表在型食道癌に対する小開腹下逆行性経皮経胃食道 ESD 法/ 野間絵梨子(パネルディスカッション)
- 当院においてステロイド治療もしくは経過観察を行った自己免疫性膵炎における再燃リスク因子の検討/氏田 亙 (一般口演)
先生方、発表お疲れ様でした😊😊!
2. DDW2024 米国消化器病週間 Digestive Disease Week
DDWは消化器内科医師にとって、憧れの大きな学会の一つです✨
今回は二つの演題が採択され、発表してきました🛩
- “HIGH-GRADE PANCREATIC INTRAEPITHELIAL NEOPLASM CREATES AN INFLAMMATORY MICROENVIRONMENT CONDUCIVE TO TUMOR PROGRESSION” [仲程 純]
- “THE RISK FACTORS OF RELAPSE OF AUTOIMMUNE PANCREATITIS WITH STEROID THERAPY OR FOLLOW-UP” [氏田 亙]
先生方、発表お疲れ様でした。内視鏡室へのワシントンのお土産もいただきました😋😋
3. 第107回 日本消化器内視鏡学会 総会
今回の総会では3演題を、グランドプリンスホテル新高輪/国際館パミールで行ってきました。
- “ERCP中の十二指腸穿孔に対しOTSCが有効であった一例”[田畑 宏樹]
- "自己免疫性膵炎の診断における内視鏡の役割" [氏田 亙]
- "食道悪性黒色腫に対する免疫チェックポイント阻害剤により免疫関連胃腸炎を発症した一例"[岡 靖紘]
ポスターではFigureやTableを用いた説得力を増したポスター内容でした!
5月は学会シーズンなので、この1ヶ月で3回も発表されている先生もおられました👏😊😊😊
4. 第118回 日本消化器内視鏡学会 関東支部例会(@シェーンバッハ・サボー)
歴史ある学会に、今回は研修医セッションと、専修医セッションで1例ずつ演題を発表しました。
- 研修医セッション: 終末回腸狭窄に対し経鼻内視鏡が診断に貢献した一例 [藤井一生]
- 専修医セッション: 横行結腸の脂肪腫上に腺腫を合併した症例に対してESDにて一括切除した一例 [今枝 駿介] 🥇優秀賞受賞
5. 第78回 日本食道学会学術集会(@ステーションコンファレンス東京)
食道学会に今年も参加してきました。
今回の学会の教育セッションのうち、”ESD困難症例とその対策”において
当科飯塚部長が座長及び演者を務め、ビデオ講演をされました。
『頚部食道狭窄を有する胸部食道表在癌への治療戦略 ―ESDをいかに行うかー』
さらに、当科からは2演題が採択され、発表してまいりました💡
- "cT1b-SM2食道癌の術前内視鏡深達度診断の成績の検討" [野間絵梨子]
- " 化学放射線療法(CRT)後のサルベージESD治療―短期治療成績―" [岡靖紘]
先生方、今回もお疲れ様でした😊😊☺️!