消化器内科の学会活動日記(ギャラリー)

(2024.06.19更新)

消化器内科の学会活動日記 📘

当院の消化器内科は、日常診療だけでなく、未来につながる医療の前進を目指し、報告や研究といった学術的活動も行っています。こうした活動を通して、当院の臓器毎の高い専門性をぜひ多くの知っていただけたらと思います。また、研修先で悩んでいる学生さんや、勤務を検討されている先生方に、当院の雰囲気や魅力を知っていただく一助となれば幸いです。

もくじ

※学会終了後に随時更新しています!

  1. 1. 第110回 日本消化器病学会 総会 (2024年5月)
  2. 2. DDW2024米国消化器病週間 Digestive Disease Week (2024年5月)
  3. 3. 日本消化器内視鏡学会総会(2024年5月)
  4. 4. 第118回 日本消化器内視鏡学会 関東支部例会(@シェーンバッハ・サボー(東京都)

1. 第110回 日本消化器病学会総会(@徳島県徳島市)

今回は2題参加しました。

  •  頸部食道狭窄を伴う表在型食道癌に対する小開腹下逆行性経皮経胃食道 ESD 法/ 野間絵梨子(パネルディスカッション)
  •  当院においてステロイド治療もしくは経過観察を行った自己免疫性膵炎における再燃リスク因子の検討/氏田 亙 (一般口演)
第110回日本消化器病学会総会の活動報告です
(左上)部長と演者の現地写真(右上・左下)大スクリーンでの発表の様子(右下)内視鏡医による一枚、”鳴門海峡の渦潮”

先生方、発表お疲れ様でした😊😊!

2. DDW2024 米国消化器病週間 Digestive Disease Week

DDWは消化器内科医師にとって、憧れの大きな学会の一つです✨

今回は二つの演題が採択され、発表してきました🛩

  •  “HIGH-GRADE PANCREATIC INTRAEPITHELIAL NEOPLASM CREATES AN INFLAMMATORY MICROENVIRONMENT CONDUCIVE TO TUMOR PROGRESSION” [仲程 純]
  •  “THE RISK FACTORS OF RELAPSE OF AUTOIMMUNE PANCREATITIS WITH STEROID THERAPY OR FOLLOW-UP” [氏田 亙]

先生方、発表お疲れ様でした。内視鏡室へのワシントンのお土産もいただきました😋😋

DDW2

3. 第107回 日本消化器内視鏡学会 総会

今回の総会では3演題を、グランドプリンスホテル新高輪/国際館パミールで行ってきました。 

  • “ERCP中の十二指腸穿孔に対しOTSCが有効であった一例”[田畑 宏樹]
  • "自己免疫性膵炎の診断における内視鏡の役割" [氏田 亙]
  • "食道悪性黒色腫に対する免疫チェックポイント阻害剤により免疫関連胃腸炎を発症した一例"[岡 靖紘]

ポスターではFigureやTableを用いた説得力を増したポスター内容でした!

5月は学会シーズンなので、この1ヶ月で3回も発表されている先生もおられました👏😊😊😊

発表風景
岡先生の発表(左)、田畑先生のポスター(右)
集合写真
第一日目に参加した先生の集合写真です!

4. 第118回 日本消化器内視鏡学会 関東支部例会(@シェーンバッハ・サボー)

歴史ある学会に、今回は研修医セッションと、専修医セッションで1例ずつ演題を発表しました。

  • 研修医セッション: 終末回腸狭窄に対し経鼻内視鏡が診断に貢献した一例 [藤井一生]
  • 専修医セッション: 横行結腸の脂肪腫上に腺腫を合併した症例に対してESDにて一括切除した一例 [今枝 駿介] 🥇優秀賞受賞
    研修医セッション

    (上)研修医セッションでは、複数の質問に対し、自身で深めた考察の内容を踏まえ、堂々した受け答えに、応援上級医も感動しました👏

専修医セッション

(上) 専修医セッションは、より臨床に即した踏み込んだ質問に対し、過去の文献を根拠とし、新しい知見の可能性を含めた回答に、頼もしさを感じました👏

集合写真

ご発表の先生も、応援の先生も、お疲れ様でした!😊😊