シニアレジデントの声

松沢病院で働く専門臨床研修医(シニアレジデント)の声をご紹介します。

シニアレジデント

男性


 当院の後期臨床研修の魅力の第一に経験できる症例が豊富であることが挙げられると考えます。私は当院で初期臨床研修を修了し、精神科医療は医学的なガイドラインに沿った医療を行うことに加えて、治療面・社会背景面で個々の事例についてそれぞれの個別的な対応・問題解決が必要であることを痛感しました。そういった生の臨床経験を、経験豊富で高度な技量を持った上級医・当院スタッフから学び、指導を受けたいと考え当院での後期臨床研修を志望しました。
 また、第二には当院の専門病棟の充実とコースプログラムでの協力病院の充実が挙げられます。専門性の高い多彩な症例を経験できることは後期臨床研修以降のフェローシップの方向性において多くの示唆を富むものであると考え、自分自身、大変楽しみにしています。
 第三に当院では院内の勉強会が活発であり、内部で盛んに指導的カンファレンスや症例検討会が行われている上、外部の各専門分野のトップランナーの先生を招聘し最新の知見や専門家の意見を知ることが出来る講演会も開催されています。
 本コースプログラムに参加することは極めて密度の高い精神科臨床技術を涵養できると考えます。また、当院は東京都の精神医療の中核を担う病院の一つであり、当院の臨床に携わることは大変やりがいのある仕事です。皆さんと共に当院で学び・働くことを心待ちにしています!

シニアレジデント

女性


 当院は精神科救急から急性期、慢性期に渡って様々な症例を経験することができる、国内最大規模の精神科病院です。そのため、余裕を持って指定医や専門医の取得に必要な症例を集めることができます。著名な専門家を招いて開かれる当院の臨床講座は大会議室が満席になるほどです。立地も世田谷区の長閑な場所ながら、都心へのアクセスが非常に良く、住環境に不満はありません。様々な患者さんと出会い、頼りになる看護師さんに囲まれ、精神科医として働ける幸せを感じながら後期研修生活を送っています。是非見学にお出でください。皆様と働ける事を楽しみにしています。

シニアレジデント

男性


 松沢病院の専門臨床研修医制度では、基本的には6ヶ月毎に急性期病棟・準急性期病棟・アルコール病棟・認知症病棟・都立小児総合医療センター(思春期)などの病棟をバランス良く回ることができます。他に特別に希望があれば、他の都立の機関などを回ることもできるようです。松沢病院は他の病院から指定医症例を取りに来る医師が多いほど症例は豊富ですので、3年間あれば指定医症例は確実に集まります。

現在、松沢病院にはシニアレジデントが14人、臨床研修医が12人おり、精神科医としてやる気に溢れた医師が多いので互いに切磋琢磨することができます。若手中心の勉強会も沢山行われており、やる気さえあれば知識吸収の機会には恵まれすぎているといえるでしょう。現在は研究も盛んに行われており、部長・医長クラスの先生の下での大規模な研究の手伝いを通じて研究のノウハウを学ぶことも可能です。

松沢病院は、精神科救急も行っており、また重症患者が集まる病院ですので、日々の臨床は忙しいですが、その分自分の経験になっているなぁ、と実感しています。基本的には大学病院のような屋根瓦方式での指導ではありませんが、臨床で困ったときには各分野のスペシャリストの先生方がそろっているので相談することもできます。まだシニアレジデント生活は始まったばかりですが、いろんなチャンスに恵まれすぎて、自分の体が二つあれば!と思う充実した(忙しい?)日々を送らせていただいています。