診療内容(婦人科)

診療内容

腫瘍

卵巣腫瘍などの良性疾患を中心に、子宮がんや卵巣がんなどの診療もご相談させていただいています。

感染症

性行為感染症を含む内性器および外性器炎症など。

月経異常

月経不順、月経過多、月経痛、不正出血など。
低用量ピルやレボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)=ミレーナなどの治療につきましても保険診療で対応しています。

不妊症

体外受精や高度不妊治療などを必要とする場合は専門医をご紹介いたします。

避妊相談

その他

  • 子宮鏡外来を火曜日午後に開設しており、子宮内腔の病変検索や手術適応について積極的に診療を行っています。

大久保病院において子宮鏡下手術をご検討のため受診される患者さんへ

紹介状をご準備ください。画像等お持ちの方は一緒にご持参ください。
以下、簡単に受診から手術までの流れをご紹介します。
受診予約03-5285-8811へお電話お願いいたします。
担当医は高田・小栁とも承ります。
(初診予約が混み合っている場合がございます。ご了承ください。)
初回診察
(内診・超音波・その他必要諸検査)
子宮鏡下手術の必要性があるかもしれないと勘案された場合は子宮鏡外来(必要時はMRI検査)の予約を致します。
(直接、子宮鏡外来へ電話予約できません。)
子宮鏡外来火曜日午後
(月経周期におきまして検査は 月経直後 が良いといわれています。)

手術適応があると診断された場合

ご希望により手術日を決定いたします。
術前に投薬がある場合とない場合があります。
病状や前投薬などにもよりますが手術予定は子宮鏡検査後早くて一か月後になります。
(時期により非常に手術が混み合う場合や前投薬の必要性があります。ご了承ください。)

手術決定から手術施行まで

外来で術前検査・麻酔科受診・手術説明など少なくとも2回程度受診が必要になります。
手術に必要な入院期間は基本的に2泊3日の予定です。

子宮動脈塞栓術(UAE:uterine artery embolization)について

大久保病院婦人科では子宮筋腫の患者さんに対し子宮動脈塞栓術(UAE:uterine artery embolization)を施行しています。これは子宮筋腫への栄養血流を塞栓、血流遮断(血管を詰める)することによって筋腫の縮小と症状軽快をはかる治療で、近年では手術に代わる治療として厚労省にもみとめられ保険診療提供されるようになってきました。治療効果は個人差がありますが、過多月経、月経痛、圧迫症状の80~90%が改善すると報告されています。
当院においても子宮筋腫の体積は治療前の45%程度まで縮小がみられています。そして過多月経、月経痛、圧迫症状の症状も全例で改善しており、手術に代わるこの治療に対する患者さんの満足度は大変高い結果となっております。
治療が可能かどうかは今後の妊娠希望がない事が必須条件となり、いろいろな検査を慎重に検討して決定となります。治療をお考えの方はお気軽に大久保病院婦人科外来までご相談ください。
子宮動脈塞栓術
子宮動脈塞栓術