部署紹介(臨床工学科)

血液浄化業務

 当院は透析室24床・HCU1床で稼働しており、透析室ではすべての透析装置(DCS・DBB-200Si)でOn-lineの治療が可能です。透析中央監視システム(Future Net Web)にて管理し1日2クール稼働させています。HCU病棟では、持続緩除式血液透析濾過術(CRRT)を施行しています。また、腎移植に携わる血漿交換をはじめ、アフェレーシス療法(PE・PP・DHP等)を様々な装置(ACH-Σ・TR-2020・TR-55XⅢ)を用いて実施しています。東京都災害時透析医療ネットワーク区西部拠点病院として、都内では最多の新型コロナ陽性透析患者を受け入れています。

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医療機器管理業務

 医療機器管理計画に基づき医療機器点検を実施しています。医療機器のトラブル時は、臨床工学技士によるファーストチェックを実施しています。医療機器は、1患者1使用を院内で徹底しています。輸液・シリンジポンプ返却後は、毎回、流量・閉塞点検を行っています。医療機器使用中点検のラウンドもタブレットを使用し毎日行っています。全ての医療機器の状態を医療機器監視システム(Me-ARC)で管理しています。また、管理システムのweb化により病棟からも各種マニュアルや、医療機器の貸し出し状況が閲覧可能になっています。

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心臓カテーテル業務

 虚血性心疾患と不整脈の両分野で検査・治療に携わっています。ポリグラフ・IVUS / OFDI・アテレクトミー(Rotablator、Diamondback、DCA )・IABP(corart BP21)・PCPS(キャピオックスNEO SP-200)の操作・補助を実施しています。

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