診療施設(放射線科)

診療施設

CT(64列マルチスライス):シーメンス社製 SOMATOM Definition AS+

att_0000001

64列マルチスライスCTの導入により、短時間で広範囲の撮影が可能となりました。心臓冠動脈CT撮影(※1)や大腸CT検査(※2)をはじめ3D画像や多断面の再構成により、詳細な情報を提供しています。
また、従来のCT装置に比べ被ばくを低減し、造影剤の量も減らした患者さんにやさしい検査を行なっています。
(※1)循環器内科の受診が必要です。
(※2)事前予約が必要です。

MRI(1.5T):GE社製 SIGNA Explorer

att_0000005

磁力と電波を利用して、体内のあらゆる部位を画像化します。この検査は、放射線を使用しないため被ばくはありません。検査を行う前にペースメーカーや人工内耳などの体内金属の有無や安全チェックが必要です。検査中はトンネル状の装置内に入り、いろいろな音が聞こえます。炎症、腫瘍、神経症状に関する疾患、特に頭部や脊椎の診断に有用です。また血管病変の描出を容易に行う事ができます。

マンモグラフィ:GE社製 Senographe Pristina

att_0000004

デジタルマンモグラフィ(乳房X線撮影装置)を用いて、乳房を挟み圧迫しながら撮影を行うことで乳腺内の腫瘤や微細な石灰化を描出することができます。
当院ではフラットパネル型デジタルディテクタを採用した装置を使用し、少量のX線で質の高い画像を撮影できます。また、奥行き方向の3Dデータを収集し薄いスライスに再構成することができ、高濃度乳房内の観察にも優れています。(トモシンセシス)

  • 撮影は女性が担当しており、検診マンモグラフィ撮影認定技師が多数在籍しております。

X線骨密度測定装置:GE社製 PRODIGY

att_0000008

「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」でも推奨されている腰椎、大腿骨の骨密度を測定する装置です。検査は、数分寝ているだけで終わります。
骨密度のみならず全身体組成測定の機能も有しており、運動器症候群の観察に有用とされる四肢の筋肉量の測定も可能です。

RIアイソトープ(核医学検査):GE社製SPECT-CT NM/CT 870 DR

att_0000007

放射性同位元素を含む医薬品を、注射などで体内に取り込み、体内から放出される放射線を検出して画像化する検査です。心臓・脳・骨などの診断に使用され、検査目的に適した放射性医薬品を用いて臓器の機能や病態などの情報を得ることができます。

血管撮影装置:フィリップス社製 Azurion 7 B20/12

att_0000009

カテーテルという細い管を血管内に挿入し、造影剤を注入して腫瘍や全身の血管病変を中心とした検査を行います。外科的手技に比べ低侵襲で行える点が特徴です。
循環器内科、消化器内科、脳神経外科、血管外科と協力して、主に心筋梗塞・不整脈・肝細胞がん・脳動脈瘤・血管閉塞などの診断・治療を行っています。

放射線治療:VARIAN社製 CLINAC-21EXS・ARIA Eclipse

att_0000003

放射線治療はがん治療の三本柱の1つとして重要な役割を担っています。当院の装置はマルチリーフコリメータを用いてがんの形状に合わせた正確な照射野を作成することが可能であり、精度の高い放射線治療を行うことができます。主に乳がんや骨転移に対する治療を行なっています。また、当院では患者さんのご予定に合わせ、治療を行うことができるようスケジュール管理に力を入れ、通院しやすい環境作りに取り組んでいます。