患者さんへ
医薬品・医療機器はさまざまな臨床試験(治験)で一定の有効性および安全性を確認した後、国の承認を受け市販されます。
市販後の医薬品・医療機器は日常診療の中でさらにたくさんの患者さんに使われることになります。市販後調査とはこうして実際に治療に使われる中での情報を収集するために行われ、 この調査によって臨床試験(治験)では得られなかった新たな情報を得ることが可能になります。医薬品・医療機器の中には市販後調査が国から義務づけられているものもあります。
特に小児についての臨床試験(治験)は参加する患者さんの人数が限られており、市販後調査の結果をもとに小児の用量が追加承認されてきた経緯があります。
たくさんの情報をもとにしたよりよい治療を行えるようにするために、市販後調査へのご理解とご協力をお願いいたします。
当院で実施中の受託研究(PDF 160.6KB)
各調査についての詳細は、各科主治医にお問合わせ下さるようお願いいたします。