コース紹介

日本における病理専門医数は近年横ばい状態で、増加する臨床からのニーズに十分対応できる状態とは言い難いのが現状です。
このような状況を改善するため、本プログラムでは病理学のやりがいと楽しさを満載した、実務的で魅力的な病理専門プログラムを提供することを目指しています。
本プログラムでは、多摩総合医療センター病理科を基幹施設とし、3 年間は公立昭和病院、多摩北部医療センター、川崎幸病院、小児総合医療センター、神経病院、東京西徳州会病院、東京都がん検診センターの各専門研修連携施設での研修を通して、病理専門医資格の取得を目指します。
各施設を合わせると症例数は豊富で、小児、神経など多彩で専門的な領域にも及び、剖検も十分な数を実施しています。
指導にあたる研修指導医や専門医も各施設に揃っています。各種の院内カンファランスも多くあり、病理医として日々研鑽、成長していくための環境が整っています。また、本プログラムでの研修においては、ライフ・ワークバランスも重視しています。
充実した病理専門研修を行うのは勿論重要ですが、第一線の病理医として長期にわたって継続的に仕事を行っていくためには、病理以外においても充実した人生を送ることが大切です。
そのために病理業務は可能な限り時間内に切り上げ、それ以外の時間を有意義に使えるよう配慮しています。本病理専門研修プログラムに是非参加して、知識のみならず技能や態度にも優れた、次代を担う病理専門医を目指してください。

研修コースモデル

プログラム冊子は下記リンクをご確認ください。
プログラム冊子(PDF 959.9KB)

プログラム責任者から一言

多摩地域有数の総合病院という環境を生かし、幅広い分野の病理診断を経験できます。
専攻医の先生方のご興味に応じて、柔軟な研修プログラムを計画することが可能です。
ワークライフバランスやご自身のペースを大切にしながら病理診断研修に専念したい方にとって働きやすい職場です。
在籍医の出身・経歴は様々であり、他科からの転科の方も大歓迎です。

病理・検査科プログラム責任者 岡田 晴香

在籍生からの一言
修了生からの一言
見学について
募集要項