明治薬科大学と包括連携協定を締結しました

令和5年7月28日
東京都立多摩北部医療センター
明治薬科大学

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 この度、多摩北部医療センターと明治薬科大学とは、双方が有する資源を有効に活用することにより、学術研究、教育、社会貢献等の推進に資することを目的として、包括連携協定を締結しましたので、お知らせします。
 本協定により、社会に対してより良質な研究成果や医療を提供できるものと考えます。

1 協定締結日
  令和5年7月26日(水曜日)

2 連携事項及び今後の展開
  (1)学術研究に関する事項
    臨床現場で得られる知見を活用した薬学研究を推進
  (2)教育に関する事項
    即戦力となる、臨床に強い薬剤師を指導育成
  (3)人材育成に関する事項
    病院薬剤師に対して先端医療薬学に触れる機会を提供し、学位取得等のスキルアップや、職員の意欲向上の支援など
    人材の育成・確保を強化
  (4)社会貢献に関する事項
    研究活動を通じて研究成果を広く社会へ還元

締結式の様子

協定締結式の様子
(左)明治薬科大学 越前宏俊 学長 (右)多摩北部医療センター 髙西喜重郎 院長

≪問合せ先≫              
多摩北部医療センター 事務局計画課 沼口
  電話 042-306-3105(直通)

明治薬科大学 総務部広報課 高橋
  電話 042-495-8615(直通)

当面の連携内容(次年度以降開始予定含む。)

項目連携内容
学術研究に関する事項・検査会社で測定し難い薬物の血中濃度測定、研究
【病院】該当する症例(慢性骨髄性白血病等)の患者の採血及び測定結果を用いた共同研究
【大学】慢性骨髄性白血病等で使用する薬物の血中濃度測定及び測定結果を用いた共同研究
・新規治療法の開発的研究
【病院】該当する症例を紹介し治療法の共同研究
【大学】効果的な薬剤の選定、治療法の共同研究
・学術論文の投稿
【病院】バンコマイシン点滴静注投与方法を論文化
【大学】論文作成にあたり学術的な指導・助言
教育に関する事項・長期臨床実習受入れ
【病院】薬剤科及び検査科における学生の実習受入れ
【大学】薬学科及び生命創薬科学科の学生のうち、病院薬剤師等に関心のある人材を選抜し病院へ実習派遣
人材育成に関する事項・薬学科卒業研究の実施
【病院】臨床現場で得られる知見に基づき題材を提供、データ収集・解析を共同で実施
【大学】病院薬学コースを志望する学生4年生の卒業論文を対象、データ収集・解析を共同で実施
・定期的な症例検討会、講義
【病院】臨床現場で対応した症例を紹介
【大学】症例に対して大学教員等から学術的支援、講義
社会貢献に関する事項・市民を対象とした講習会や体験会の共同実施
【共同】正しい抗菌薬の使い方の啓発等

参考資料

包括連携協定の締結(PDF 804.7KB)

多摩北部医療センター