看護内容
6東 病棟病床数42床の血液内科を中心とした内科系混合病棟です。血液内科では、化学療法や輸血などの支持療法が行われています。 | 6西 病棟病床数42床の消化器内科、消化器外科の混合病棟です。 |
5東 病棟病床数42床の泌尿器科、腎臓内科を中心とした混合病棟です。 | 5西 病棟病床数42床の整形外科を主科とした、腎臓内科との外科・内科混合病棟です。周手術期、内科疾患の精査・血液透析等の治療を行っています。周手術期の看護や内科疾患の治療に対し、患者さんや家族の意思を大切に優しく寄り添った看護を実践しています。また、医師・看護師・薬剤師・栄養士・リハビリ科スタッフ・退院支援部門スタッフ等の多職種とのカンファレンスを定期開催し、医療チーム一丸となって専門性を発揮した医療の提供に努めています。 |
4東 病棟病床数42床の神経内科・内分泌代謝内科・脳神経外科の混合病棟です。 | 4西 病棟病床数35床の小児科病棟です。新生児から15歳までの症例や、重症心身障害児の短期入所など、多様なニーズに対応しています。医師、看護補助者、保育士、子ども療養支援士、栄養士、など多職種と連携してニーズに適した医療提供に努めています。また、患児さんに安心して過ごして頂けるように、病棟は四季の飾りつけを行い、クリスマス会なども実施しています。 |
3東 病棟病床数42床の産婦人科、消化器外科、消化器内科を中心とした混合病棟です。主に周手術期・化学療法・検査に対する看護ケアを提供しています。急性期から終末期、在宅調整など幅広い層の患者さんに対して意思決定支援を行い、その人らしく過ごすことができるよう努めています。また、多職種カンファレンスを通して情報共有を密に行い、質の高いチーム医療を提供することを目指しています。 | 3西 病棟病床数42床の循環器内科、リウマチ膠原病科を中心とした内科系混合病棟です。急性期及び回復期の治療を行っており、服薬指導や食事指導といった患者指導にも力を入れています。入院中のADL低下を予防しつつ、多職種での診療科カンファレンス・退院支援カンファレンスで情報共有を図り、スムーズな退院に向けて調整を行っています。入院から退院まで、患者さんに寄り添った看護実践を心掛けています。 |
ICU(集中治療室)集中治療室は8床で運用し、各診療科が共同利用しています。入床割合では循環器内科が1番多く、ついで脳神経外科となります。術後の患者さんも受け入れ、HCU/CCUに適応する急性かつ重症の患者さんに対し、高度集中治療及び重点看護を提供しています。また透析室として4床の運用と、心臓カテーテル検査の介助にも携わっています。 | 手術室手術室では、外科・消化器内科・消化器外科・脳外科・泌尿器科・婦人科・整形外科・腎臓内科・口腔外科・眼科の手術を行っています。昨年より、ロボット支援下手術(泌尿器、消化器外科)も始まり学習会を開催しスタッフの育成に力を入れています。また、手術室未経験の方でも安心して手術に臨めるようサポートは充実しています。夜間休日は、救急外来で成人・小児の急性期疾患の看護を担い、幅広い分野で活躍することができます。 |
外来・救急外来外来では25の診療科、22の専門外来があり、様々な領域の患者さんに対応しています。また、救急外来では二次救急患者を24時間受入れています。小児・成人の急性期医療に携わるため、幅広い知識とスキルで対応しています。 | 通院治療室通院治療室では、血液内科・外科(乳腺)・産婦人科・消化器内科・消化器外科・泌尿器科のがん薬物療法を行っています。専任看護師を配置し、投与管理やがん薬物療法に関するセルフケア支援を行っています。アットホームな雰囲気を大切に、患者さん一人ひとりに寄り添った温かい看護を提供することを心がけています。また、患者さんが治療と日常生活を両立しQOLが維持できるように多職種で通院治療をサポートしています。 |
スペシャリストたちの看護
緩和ケアは、患者さんの生活や価値観、その人らしさを大切にし 痛み・息苦しさ・からだのだるさなどの様々なつらさを和らげるためのケアです。私たちの病院では、緩和ケアチームが2011年4月に立ち上がりました。現在、多職種と連携・協働し、患者さん・家族のつらさに向き合い、その人らしく毎日を生きることができるようチーム活動をしています。
今後は、外来や病棟、在宅との連携を積極的に行いながら、早期からの緩和ケアの介入・目標としています。
糖尿病療養指導外来、フットケア外来、小児糖尿病療養指導外来で、糖尿病の患者さんやその家族の療養生活支援を行っています。短い時間の中でも日常生活の悩みや治療の疑問に耳を傾けることで、患者さんの立場に立った看護を目指しています。また、外来では糖尿病以外の慢性疾患を抱える患者さんに関わり、患者さんの立場や思いに沿った在宅調整などを他のエキスパートたちと心がけて行っています。
食事は、生きるために欠かせないものであり、楽しみの1つでもあります。
また、健康回復には栄養状態の改善はとても重要です。私たちは栄養状態に問題があり、何らかの原因で食事摂取が困難な患者さんに、多職種の専門家で構成されたNSTチームの一環として活動しています。入院前の栄養状態や食事の摂取状況、食の嗜好など情報収集し専門的な視点で意見交換しその患者さんにとってより良い栄養摂取の方法を考えます。週に1回病棟をラウンドも行っています。
当院では、多職種からなる認知症ケアチームが2018年より活動しています。私はその一員として、認知症の方々が混乱することなく治療を受け、安心して過ごせるよう活動しています。例えば身体拘束。治療への理解が難しい認知症の方々に使うことがあります。安全や治療のためとはいえ、人の尊厳を傷つける行為です。病棟看護師と情報を共有し、少しでも減らすことができるようケアの提案をしています。「認知症になっても皆であなたを支えます。安心して入院してください。」と言える病院を目指しています。
当院には、認知症をもって入院する方が多くいらっしゃいます。入院という非日常は、認知症の患者様の不安や混乱を助長することがあります。そのような患者様を支援するために、認知症ケアチームがあります。このチームは、医師、薬剤師、リハビリなどの多職種から成っており、私もそのチームの一員として活動しています。患者様の困っていることは何か、私たちにできることは何か、病気のことだけではなく、患者様のお人柄や生活背景にも着目して対応することで、安心した入院生活につなげることを目指しています。
がん化学療法看護認定看護師として、主に通院治療室で抗がん剤治療を受ける患者さんやご家族へのケアを行っています。
患者さん一人ひとりの気がかりや想いに寄り添い、化学療法を受けながら、その人らしく生活できるように“治療”と“日常生活”の両立を支えることを大切に看護しています。
抗がん剤治療は、複雑化、個別化が進み、患者背景やニーズは多様化しており、様々なケースに対応できるように、がん化学療法看護の質の向上に努め、その人らしい生活が送れるように、多職種、院内・院外の連携を目指しています。
皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷・オストミー・失禁ケアの3領域に関連した専門的なケアを行う看護師です。褥瘡予防に必要なケアや褥瘡治療に必要なケアを提案し、地域で生活する患者さんやご家族が困らないよう支援しています。また、ストーマ外来ではストーマ造設患者さんへの支援だけではなく、自己導尿が必要な患者さんへの指導も行っています。