高齢化社会における診療の
プロフェッショナルを育てる。

当院での研修の特徴

多摩北部医療センターは人口約75万人を有する東京都北多摩北部地域の地域医療支援病院であり、まさに地域医療の最前線として機能している病院です。病床数こそ340床前後と中規模ですが、内科は循環器内科・消化器内科・腎臓内科・内分泌代謝内科・血液内科・リウマチ膠原病科・神経内科と豊富に内科系各診療科が揃っており、診療内容では大規模病院にも引けを取らないと自負しています。当院はこれまでも後期研修医を採用してきましたが、平成30年度からの新専門医制度においては内科の基幹病院として1学年4名を採用する方針で日本専門医機構に申請しています。研修の詳細は研修プログラムに譲りますが、基本的には当院で2年間そして連携病院で1年間研修する予定であり、これにより豊富且つ充分な症例を経験できます。確実に総合内科専門医を取得する事を考えたプログラムですが、循環器内科と呼吸器内科はその診療に特化した病院とも連携を組んでおり、サブスペシャルティを考えた研修にも対応しています。加えて当院はほとんど全ての内科系サブスペシャルティ学会の認定研修施設であり、将来循環器・呼吸器内科以外のサブスペシャルティでの連動研修も考慮しています。

プログラムの概要

プログラム名

多摩北部医療センター施設群内科 東京医師アカデミー専門研修プログラム

取得可能資格

日本内科学会 総合内科専門医

プログラム年数

3年もしくは4年

施設群連携施設名

連携施設

東京都立広尾病院
東京都立大久保病院
東京都立大塚病院
東京都立駒込病院
東京都立墨東病院
東京都立多摩総合医療センター
東京都立多摩南部地域病院
公立昭和病院(外部リンク)
公益財団法人結核予防会 複十字病院(外部リンク)
公益財団法人榊󠄀原記念財団附属 榊原記念病院(外部リンク)
独立行政法人国立病院機構 東京病院(外部リンク)
日本医科大学付属病院(外部リンク)
公益社団法人地域医療振興協会 東京ベイ・浦安市川医療センター(外部リンク)
杏林大学医学部付属病院(外部リンク)
東京医科歯科大学病院(外部リンク)
東京都立健康長寿医療センター(外部リンク)
東京大学医学部付属病院(外部リンク)
社会医療法人同心会 古賀総合病院(外部リンク)
東京女子医科大学病院(外部リンク)

特別連携施設島しょ等診療所
利島村国民健康保険診療所(外部リンク)
新島村国民健康保険本村診療所(外部リンク)
新島村国民健康保険式根島診療所(外部リンク)
東京都神津島村国民健康保険直営診療所
三宅村国民健康保険直営中央診療所(外部リンク)
御蔵島村国民健康保険直営御蔵島診療所(外部リンク)
青ヶ島村国民健康保険青ヶ島診療所(外部リンク)
小笠原村診療所(外部リンク)
小笠原村母島診療所(外部リンク)
奥多摩町国民健康保険 奥多摩病院(外部リンク)
檜原村国民健康保険檜原診療所(外部リンク)
東京都立松沢病院
東京都立神経病院

 

研修内容

基本はサブスペシャリティ領域に拘泥せず、内科として入院患者を順次担当します。担当医として入院から退院までの経時的な診断・治療の流れを通じて、一人一人の患者の全身状態、社会的背景・療養環境調整をも包括する全人的医療を実践します。病歴提出を終える専門研修2~3年目の計1年間、連携施設・特別連携施設で研修を行います。

<ローテート例>

14-6月7-9月10-12月1-3月
1年目循環器内科血液内科神経内科消化器内科
総合内科外来(初再診)、内科系もしくは循環器内科当直研修、JIMECC受講
2年目リウマチ膠原病科腎臓内科呼吸器内科
(複十字病院)
内分泌代謝内科
総合内科外来(初再診)、内科系もしくは地域医療当直研修、JIMECC受講、内科専門医取得のための病歴提出準備
3年目ER救急
(多摩総合医療センター)
多摩総合・昭和病院・榊原記念病院での
地域医療
サプスペ科(院内)
救急医療・領域で症例経験の足りないところを地域医療で重点研修。病歴作製完成、サブスペシャリティを見据えた研修
午前上部消化管内視鏡検査
(見学、助手)
病棟業務
外来研修腹部エコー
(助手、検査担当)
病棟業務
上部消化管造影検査
(助手、検査担当)
病棟業務
注腸造影検査
(助手、検査担当)
病棟業務
午後救急外来研修
病棟業務
X線読影会

病棟業務
症例検討会
抄読会

大腸内視鏡検査
(見学、助手)
病棟業務

ERCP
(見学、助手)
病棟業務

大腸内視鏡検査
(見学、助手)
病棟業務

プログラム(PDF)のダウンロード

多摩北部医療センター施設群内科
東京医師アカデミー専門研修プログラム

プログラム(PDF 1.2MB) 研修マニュアル(PDF 376.2KB)