放射線科は19名(うち非常勤職員2名を含む)の診療放射線技師によって、一般撮影、CT撮影、MR撮像、血管撮影、乳房撮影(マンモグラフィ)等の撮影業務と放射性医薬品を使用した核医学検査、及び癌に対する三大治療の一つである放射線治療を行っています。特に当センターはがん医療を重点医療としており、高エネルギーX線を用いた高精度放射線治療(IMRT等)の他、前立腺がんに対する密封小線源治療や骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌の治療(ゾーフィゴ)、悪性リンパ腫に対する放射線免疫療法(ゼヴァリンによる治療)も実施しています。
放射線科で行なわれる撮影や治療についての依頼は、全て電子カルテからオーダーが可能で、撮影された画像はデジタルデータの利点を活かして、撮影終了後、直ちに電子カルテで閲覧可能となっています。
コンピュータの性能の向上とともに、これまで実現不可能なことを可能にしています。特に画像診断におけるコンピュータの役割は大きく、画像のデジタル化、高精度化、迅速化、3D化などによって、医療の向上に大きく貢献しています。当センターでは「医療で地域を支える」ことのできる放射線科として、診療放射線技師は知識と技術の向上に日々研鑚しています。
施設基準
遠隔画像診断、センチネルリンパ節生検、放射線治療専任加算、外来放射線治療加算、画像誘導放射線治療、強度変調放射線治療(IMRT)、定位放射線治療
施設認定
医療被ばく低減施設認定、マンモグラフィ検診施設・画像認定
資格・認定
第一種放射線取扱主任者、放射線治療専門放射線技師、放射線治療品質管理士、X線CT認定技師、検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師、MR専門技術者、核医学専門技師、救急撮影認定技師、放射線管理士、放射線機器管理士、臨床実習指導教員、Ai認定診療放射線技師 等
勤務体制
2勤務1当直を実施、365日24時間対応
学会発表
令和5年度は各種学会へ8演題をエントリー
学生実習
令和5年度は三つの養成学校から述べ9名の臨床実習生の受入
高額医療機器の共同利用
地域支援病院としてCT、MRI、RI、骨密度検査の共同利用を行っております。電話及びインターネット(地域医療連携システムC@RNA Connect」(カルナ))から予約が可能ですので、地域の先生方のご依頼をお待ちしております。
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地域の医療機関からの診療放射線技師の受入
当センターでは地域の医療機関からの診療放射線技師の研修も行っております。当センターの特色ある放射線技術を指導いたしますので、放射線科技師長までお気軽にお問合せください。