患者・地域サポートセンターは、患者さんとご家族の皆様が安心して医療を受け、より快適な生活が過ごせるようサポートすることを目的として設置しています。
従来、受診した患者さんやご相談にみえた家族の方には、院内の担当部署で説明を聞いていただくようにお願いしておりました。たまほくの職員はそれぞれ各診療科、看護、薬剤、検査、放射線、栄養、事務等の部署に所属しておりますが、患者さんにとっては全員がたまほくの職員ですし、たまほくではずっとチームで患者さんの医療・ケアを行うことを大切にしてきました。
そこで、看護師やソーシャルワーカー(MSW)、薬剤師、管理栄養士、事務職員等による医療チームの連携を強化し、患者さんが一カ所で移動することなく、検査や手術、入退院、在宅医療等への説明や相談に対応できるような仕組みを立ち上げました。場所は1階の外来正面玄関脇にあります。
例えば、入院を予約された患者さんに、看護師が情報収集や手術前の説明を行います。そして、負担をかけるようなハイリスク検査を予約された患者さんに安心して検査を受けていただけるよう、診察室での医師による説明の後に、わかりやすく補足説明を行います。薬剤師は、服薬指導や入院時の持参薬確認を行っています。管理栄養士は、栄養状態の評価やアレルギーの確認を行っています。また、在宅医療等の退院後の支援に関しては、看護師やMSWが対応します。
地域の皆さんの不安を少しでも和らげるために、患者支援センターは今後も順次機能を拡充していく予定です。そのためにも「◯◯についても知りたい」などのご意見がありましたら、是非、患者支援センターまでお気軽にお寄せください。
患者・地域サポートセンター長
村﨑理史