内視鏡検査のご紹介

内視鏡検査のご紹介

上部消化管内視鏡検査(経鼻・経口)

内視鏡を口もしくは鼻から入れて、食道・胃・十二指腸内の炎症、潰瘍(粘膜にできた深い傷)、ポリープ、がんなどの病気を診断するのが目的です。
地域の先生から直接検査をお受けします。地域の先生・かかりつけ医の方へ
その際に「内視鏡検査」であること、特に経鼻内視鏡をご希望の場合はお伝えください。

検査実施日・時間
月~金 9:00~12:00
土 10:00~11:00 ※第1・3土曜のみ(鎮静剤を使用しない方限定)


内視鏡検査のご案内とお食事・お薬について(PDF 588.6KB)

1週間前検査前日検査当日
食事普段通りでかまいません。夜8時以降は固形物を召し上がらないでください。朝から何も食べないでください。
お水・お茶は検査の2時間前まで可能
ジュースやコーヒーは不可
お薬血液をさらさらにするお薬など
医師から指示された薬を中止してください。
医師の指示に従ってください。

血圧や心臓の薬は朝6時頃に飲んでください。
糖尿病の薬は飲まないでください。

下部消化管、胆膵、気管支の内視鏡

紹介状をお持ちのうえ、各診療科の外来をご予約ください。

下部消化管、胆膵【消化器内科、外科】
気管支【呼吸器内科】

大腸カメラの定期検査



静脈麻酔を使用し、検査をすることも可能です

腕に点滴をし、静脈麻酔(眠くなる薬)を入れてから検査を始めます。検査終了と同時に目を覚ます注射をします。ほとんどの場合はすぐに目は覚めますが、その後
もぼんやりしたり、ふらつきが続く場合は観察室でお休みいただくこともできます。

内視鏡検査の概要(PDF 579.1KB)

充実した内視鏡室・設備

 当院では令和2年に内視鏡室拡張工事を行い全5室(陰圧対応1室含)となりました。最新の内視鏡設備を備えており、上部(経鼻・経口)および下部内視鏡、胆膵内視鏡、気管支内視鏡検査・処置を行っています。(なお小腸内視鏡・カプセル内視鏡は取り扱っておりません)。リカバリー室も拡張し(計4床)、検査後にゆっくりお休みいただいてからご帰宅可能なスペースも用意しております。

 通常検査以外にも内視鏡的ポリープ切除術や内視鏡的粘膜下層剥離術(食道、胃、大腸)、内視鏡的胆管膵管造影(ERCP)による減黄術(ステント挿入)や結石採石術、超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)などの処置や治療を行っています。感染制御を徹底しCOVID-19症例に対する検査体制も確立致しました。

 今後も安全で苦痛のない精度の高い内視鏡検査を続け、報告書も確実に記載します。今後共何卒よろしくお願いいたします。


内視鏡検査室の実績

令和4年度

  • 上部消化管内視鏡 2,904件
  • 下部消化管内視鏡 1,986件
  • 経鼻内視鏡 253件
  • 胆膵内視鏡(ERCP) 157件
  • 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 78件
  • 大腸ポリープ切除術 810件
  • 胃瘻造設術 28件
  • 気管支内視鏡 47件

内視鏡室
リカバリー室

内視鏡室スタッフ

内視鏡学会指導医 1名
内視鏡学会専門医 4名
(R5.4.1時点)