無痛分娩の安全な提供体制のために

当院では、無痛分娩を取り扱う医療機関として、以下の診療体制をとり、個々の妊産婦の状況に応じて適切に対応しています。

無痛分娩に関する情報公開

診療実績

  • 分娩に関連した急変時の体制
    産科当直医に加え、オンコール体制を整備しています。また、院内の業務連絡により、他診療科との連携体制を構築しています。

  • 危機対応シミュレーション
    ●超緊急帝王切開(GradeA)に関するシミュレーション
    令和7年1月30日
    参加者:産婦人科医師、小児科医師、麻酔科医師、病棟助産師、手術室看護師
     GradeA帝王切開とは、最も緊急性の高い帝王切開のことです。当院では、決定後15分以内に児が娩出できるように、定期的にシミュレーションを行っております。多職種が協力して、速やかに赤ちゃんが娩出できるように努めています。

    ●麻酔に関する危機対応シミュレーション 和痛分娩と麻酔について
    令和6年10月21日
     麻酔科医師から、分娩担当助産師たちが和痛分娩の麻酔管理についての勉強会を行いました。和痛分娩についても、産婦人科医師や麻酔科医師らと連携し、部署全体の知識とスキルの向上に努めています。

  • 初産婦への対応 

  • 無痛分娩麻酔管理者・麻酔担当医 篠崎 正彦
    (常勤 麻酔科標榜医、日本専門医機構麻酔科専門医、日本麻酔科学会認定医・指導医)

    ・麻酔科研修歴:2009~2011年 東京都都立・公社病院 麻酔科コース
    ・無痛分娩実施歴:2016年~
    (直近の実績2019年3月~ 157件)
    ・2025年3月 JALA-Aコース
    ・2012年 ACLS プロバイダーコース

  • 無痛分娩に関する設備及び医療機器の配備状況
    麻酔器の有無:あり
    除細動器(又はAED)の有無:あり
    母体用生体モニターの有無:あり
    蘇生用設備・機器の有無:あり
    緊急対応用薬剤の有無:あり

  • 無痛分娩を担当する全助産師(27名)は、無痛分娩研修およびカテゴリーC・D講習を修了し、NCPR資格を保有しています。

  • 日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業へ参画しています

  • JALA無痛分娩施設情報一覧(PDF 99KB)

無痛分娩取扱施設の「無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言」に基づく自主点検表の項目をすべて満たしております。

令和7年3月26日更新

無痛分娩TOPへ戻る