最新の設備、専門スタッフを配置し、一般医療機関では対応が困難な高度専門医療や行政対応が必要な医療を都民に提供していくとともに、城南地域における中核病院として、地域の医療に貢献します。
医療連携
地域の診療所や病院はもとより、保健所や社会福祉施設等とも積極的に連携を図り、各施設間の役割分担と協力とによる医療連携ネットワークの確立を目指し、荏原病院はその中で、高度・専門医療等を役割として、急性期病院として機能していきます。
1.「紹介予約制」と「診療所の紹介」
医療連携ネットワ-クを促進していくために、原則として、日ごろの「かかりつけ医」からの紹介に基づいた診療予約制です。
また、荏原病院での診断、治療等を行った後、病状の回復、安定に至った患者さんの状態により、荏原病院と協力関係にある診療所等をご紹介しています。
2.連携医登録制度と病病連携
協力関係にある診療所については、連携医師としての登録制度を導入するとともに、協力病院との間では、協定を結ぶなどにより、病病連携を進めています。
連携医や協定病院との間では、患者さんを相互に紹介するとともに、共同診療への参加、高度診断機器の活用、スタッフの交流等を通じた連携関係の確立を進めています。
重点医療
1.救急医療(二次救急中心)
365日24時間の救急患者の受け入れを積極的に取り組む。
2.脳血管疾患医療
「総合脳卒中センター」において、神経内科、脳神経外科、放射線科、リハビリテーション科を中心とした医療チームにより急性期の脳血管疾患医療に取り組む。
3.集学的がん医療
外科、内科、放射線科医などが協力して手術療法、化学療法、放射線療法などの複数の治療方法を組み合わせて行う。