内視鏡センターのご案内
ご挨拶
2022年6月に内視鏡室が新しくなりました。
- 1.最新の内視鏡設備を導入しました
- 病気をより早期に見つけるために、最新の内視鏡設備を取り入れました。
- 2.内視鏡室に安静用のベッドができました
- 内視鏡検査を安心して楽に受けていただくために、鎮静剤(リラックスする)や鎮痛剤(痛み止め)を使うことができます。おくすりの効き目が覚めるまで休むことができるように、内視鏡室の隣に安静用のベッドを設置しました。
- 3.内視鏡室のトイレが広くなりました
- 車いすの方もお使いいただけるように、内視鏡室のトイレが広くなりました。
- おなかや胃腸の具合が気になる方、内視鏡検査に興味をお持ちの方は、担当の先生や内視鏡室のスタッフにどうぞお気軽にご相談ください。
- 新しい内視鏡室を、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
特色
当院には日本消化器内視鏡学会の専門医が多く在籍しており、病変の早期発見に努めています。
食道・胃・大腸などの早期がんに対する内視鏡治療も積極的におこなっています。鎮静剤・鎮痛剤を使い、苦痛の少ない内視鏡検査をおこなうことができます。
大腸内視鏡では炭酸ガスを用い、検査終了後のおなかの張りが少なくなるよう心掛けています。
また、陰圧の維持が可能な検査室を新設し、新型コロナ感染症などの感染症を有する患者さんに対しても検査をおこなうことができるようになりました。
当院では消化管(食道・胃・大腸)、肝臓・胆嚢・膵臓のがんに対し、内視鏡治療・手術・放射線治療・化学療法などを組み合わせて診療しています。
診療体制
消化器内科、消化器外科が連携し、専門性の高い検査・治療を可能にしています。
平日は夜間も含め、消化管出血などの緊急内視鏡検査にも対応します。
内視鏡検査で来院される患者さんへ
食事・飲み薬などの注意事項
- 糖尿病の薬を投与中の方は、朝の飲み薬や注射は中止してください。
- 血液をサラサラにする薬(抗血小板薬・抗凝固薬、例:バイアスピリン(バファリン)・パナルジン・ワーファリン等)を服用中の場合、休薬が必要になることがあります。休薬期間についてはかかりつけの先生にお訊きください。
上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)の場合
- 前日の夕食は夜9時までに消化の良いもので済ませ、以降の飲食はしないで下さい。
(寝る前の薬および少量の水は飲んでも構いません)
- 検査当日は朝食をとらないでください。少量の水分摂取は結構ですが、ジュースや牛乳は飲まないでください。
- 朝の飲み薬は、かかりつけの先生の指示に従ってください。薬を飲む場合は、検査の2時間以上前に少量の水で内服してください。
ご来院いただく時間
- 検査当日は、予約時間の30分前までに荏原病院1階初診受付へお越し下さい。
検査にかかる時間
検査にかかる時間は、患者さんごとの検査内容によりますが、
上部内視鏡検査 約10分
下部内視鏡検査 約20~40分 です。
検査終了後、報告書(検査結果)の作成に約30分かかります。
検査後の注意点
上部内視鏡検査終了後、のどの麻酔が切れるまで飲食できません。2時間は飲んだり食べたりしないでください。2時間たって、まず水を飲んで、むせないようでしたら、普通に食事をしていただいて結構です。
- 下部内視鏡検査終了後は、検査内容や患者さんの状態に応じて経過観察のため、しばらく休んでから帰宅していただくことがあります。
検査が終わったら
検査終了後、会計用紙をお渡しします。
計算受付にお出しいただき、会計をお済ませください。
会計についてわからないことがありましたら、計算窓口でお気軽にお尋ねください。
計算窓口・会計窓口が開いていない時間帯は、夜間受付窓口で対応いたします。
検査結果の報告
- 「診療情報提供書」と「内視鏡検査報告書」を当日患者さんにお渡しするか、郵送いたします。病理検査を行った場合は7~10日後に郵送いたします。
- 当院からは患者さんに対し検査結果の簡単な説明はいたしますが、詳しい説明はご紹介いただいた先生からお聴き下さい。
設備
- リカバリールーム
安静・観察が必要な患者さんはこちらで休むことができます
- 陰圧装置
COVID-19を始め、感染症を有する患者さんの対応が可能です
- 内視鏡ユニット
オリンパス製内視鏡システム[EVIS X1]を導入しています
Hospitals File
全国の病院・総合病院・大学病院を調べることができる総合医療情報サイト「ホスピタルズ・ファイル」に掲載されました。
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