基本的な考え方について

都立広尾病院医療安全管理指針

 当院では、「一人でも多くの患者さんに安全・安心・良質の医療を提供する」ことを運営理念として掲げている。
 医療の安全性を確保するためには、医療従事者をはじめ全職員が一体となって積極的かつ具体的に医療事故の防止策に取り組むべきことを、当院は過去の事例から学んできた。
 こうした日常の医療現場でのさまざまな事例を、個人やその場だけにとどめることなく、職員の手による検証を行い、マニュアル作成や研修を通じて、職員全員で共有できる組織的な体制を構築してきた。
 また、当院は都立病院として、患者さんへの十分な説明を始め、外部へ向けて開かれた病院としての対応を求められている。これは職員一人ひとりが取り組むべき課題であるとともに、組織としての病院も医療の安全性、透明性についての社会的責任を果たしていくことにほかならない。
 本指針は、上記理念の実現に向けて、職員一人ひとりの安全意識と医療の質を高め、もって当院の医療安全体制を維持発展していくために策定する。

(「都立広尾病院医療安全管理指針」前文より)

最終更新日:2021年2月24日