外科(乳腺) - 標準的な乳がん治療の流れ(初診から退院まで)

図1

術前化学療法となった場合

図2

術前術後補助療法における上腕ポートについて

点滴の抗癌薬治療は手からの点滴を行うことが多いです。しかし、穿刺の失敗・点滴の漏れ・静脈炎の問題があります。
径が太く流れの豊富な中心静脈(上大静脈をはじめ心臓に近い静脈)へのカテーテル留置・埋め込みによって、上記の問題が克服され安定した抗癌薬治療が受けられます。中心静脈カテーテルはいくつか種類がありますが、合併症の少なさ・外来化学療法の容易さから上腕ポートが有用です。

イメージ

周術期の補助化学療法における静脈炎、抗がん剤の血管外漏出の予防のためには化学療法前に上腕ポートを挿入しポートより抗がん剤投与を行う方法があります

イメージ

上腕ポート埋め込は

  • 術前術後の抗がん剤投与が必要な患者様(一部再発治療の患者様含む)にお勧めしております。
  • 手術当日1日入院を必要としております。

手術

nyusen_flow3

当院の再建手術についてはこちら(形成再建外科 乳房再建特設ページ)

早期乳がんに対するラジオ波焼灼療法

当院における遺伝性乳がんに対する取り組みについて

アピアランスケアについてはこちら(病院情報誌 Robin Vol.02 ~乳がんと向き合う~)

Tokyo Breast Consortium (TBC)(外部リンク)