摂食障害とは、食事に関する行動が原因で、
生活のさまざまな面に問題が現れる病気の総称です。
極端な食事によるからだの症状だけでなく、不安や悲しみ、苦しみなどのこころの症状も見られるため、こころとからだの両方に対する治療と支援が必要になります。
摂食障害は、主に、極端な食事制限と著しいやせを示す「神経性やせ症」と、むちゃ食い(過食)と体重増加を防ぐための代償行動(嘔吐や下剤乱用など)を繰り返す「神経性過食症」の2つのタイプに大別されます。
いずれも、若年女性の発症が多いとされていますが、男女問わず、また年齢に関係なく発症する可能性があります。早期発見と適切な治療が重要です。摂食障害は、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となる病気です。
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まずは、お気軽にご相談ください。
摂食障害のサイン
体重
- 急激に体重が減少する
- 体重が増えることを極端に怖がる
- 「太っている」という言動が多い
- 1日に何回も体重計に乗る
食事
- 食べる量が減る
- カロリーの低い食品を中心に食べ、炭水化物など特定の食べ物を拒否する
- 食べていないのに「食べている」「お腹が空いていない」と言う
- 人と食事をするのを避ける
- 食べだすと止まらない
- 食費がとてもかかる
やせるための代償行為
- 食事後にしょっちゅうトイレに行く
- トイレや風呂で嘔吐物の臭いがする
- 頬や顎あたりが不自然にはれている
- 手の甲に「たこ」ができている
- 行き過ぎた運動メニューを実践する
- 常に動き続けている、立っていることが多い
[東京都摂食障害相談窓口]
東京都在住・在勤の方が対象
※東京都摂食障害相談窓口では松沢病院の受診予約を
受け付けることはできません。
相談受付時間:月曜日、火曜日、金曜日(祝日、年末年始を除く)
※臨時でお休みをいただく場合があります。
○9時30分~11時30分
○13時00分~15時30分
