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摂食障害の
主な症状
神経性やせ症
神経性やせ症は、やせることでしか自信や達成感を得られなくなる病気です。体重が増えることへの怖さから、食事制限や嘔吐、下剤や利尿剤の乱用、激しい運動などによって体重を減らし、日常生活が困難になってもやせ続けようとします。適切な食事を摂取することでからだに栄養を取り入れながら、不安や怖さといったこころの症状についても治療や支援をしていくことで回復を目指します。

神経性過食症
神経性過食症は、いやな気持ちを抱えきれずに、一気に過食しては代償行動を繰り返す病気です。代償行動とは、嘔吐や下剤・利尿剤乱用、激しい運動などの行動で、体重増加への怖さや、過食に対する辛さや後ろめたさなどのこころの症状と結びついています。また、過食に時間やお金を費やすため、生活面にも影響があります。症状を記録しながら、三食きちんと取り、生活習慣を整えていくことが大切です。

過食性障害
過食性障害は、自分ではコントロールできない過食(むちゃ食い)を繰り返すことが特徴です。ただ、過食による体重増加を防ぐための代償行動を伴わない点が神経性過食症と違うところです。代償行動がないため、体重が増えやすく、肥満が多く見られます。

回避・制限性食物摂取症
回避・制限性食物摂取症は、食物の回避または制限によって体重減少や栄養欠乏を引き起こします。神経性やせ症とは異なり、体重へのこだわりはありません。食事への関心のなさ、においや味、食感への敏感さ、吐いてしまうことへの怖さが関係します。

[東京都摂食障害相談窓口]
東京都在住・在勤の方が対象
※東京都摂食障害相談窓口では松沢病院の受診予約を
受け付けることはできません。
相談受付時間:月曜日、火曜日、金曜日(祝日、年末年始を除く)
※臨時でお休みをいただく場合があります。
○9時30分~11時30分
○13時00分~15時30分
