心電図12誘導
どのような検査ですか?
心電図検査は、心臓の働きを調べる検査です。
ベッドに仰向けに寝ていただき、左右の手首足首4箇所と、胸6箇所にシール型の電極を貼り付けます。
痛みを伴うことはありませんので、手足の力を抜いてリラックスし、静かにベッドに横たわってください。少しの間動かないでいただくと、きれいな記録が得られ、すぐに終わります。
検査時間は3~5分程度です。
何がわかる検査ですか?
不整脈や狭心症、心筋梗塞、心臓肥大などの心臓病の診断に用いられます。
動悸、息切れ、脈の乱れ、胸痛などの症状の方に有益な検査です。
ホルター心電図
どのような検査ですか?
胸の5箇所にシール型の電極を貼り、小型の携帯型心電計を持ち歩いていただく検査です。
活動中と睡眠中、両方の心電図を記録することが目的です。
そのため、ほぼ1日(24時間)をかけて記録しつづけます。
何がわかる検査ですか?
短時間の心電図検査ではわからない不整脈の出現頻度や狭心症の有無などを調べることができます。
動悸や胸痛、失神発作などの症状の方に有益な検査です。