臨床研究支援センターについて

臨床研究支援センターの組織図

東京都は、平成25年に掲げた都立病院改革推進プラン(PDF 35.7MB)において、臨床研究・先進医療等の推進を課題としてあげ、臨床研究の支援・管理体制の整備に取り組んでいます。当院は取組病院として体制を整備し、平成25年臨床研究支援センターを設立しました。臨床研究支援センターは当院内部の研究を活性化させる2部門と、外部施設の研究支援を行う3部門で設立されています。
 なお、当院は2016年9月9日に東京圏国家戦略特区における「保険外併用療養に関する特例対象医療機関」として認定されました。

診療科のご紹介

臨床試験科とは

わが国では、欧米先進国やアジアの近隣諸国に比べ、治験や臨床試験が遅れていることが問題になっています。特に小児疾患では遅れが目立ち、薬剤では70%以上が適応外使用です。 当院は「小児の専門病院として」の臨床実績を生かし、小児医療に関する薬剤・医療機器の治験、質の高い臨床試験に取り組んでいます。 このような各科の治験や臨床試験の活動を促進することが、われわれ臨床試験科の主な業務です。 現在のスタッフは、医師6人、薬剤師1人、CRC(臨床研究コーディネーター)8人、生物統計家1人、DM(データマネージャー)7人、データアシスタント2人、事務員6人です。 2014年度からは臨床研究支援センターが設置され、臨床試験科が中心となって、院内の研究だけなく、多施設共同研究や院外の研究も支援しています。