主な業務内容
- 地域のサポートが重要となる患者さんが安心して自宅で生活し、児に必要な遊びと発達・教育の支援が受けられる事を目標に、退院支援のみでなく退院後の生活支援も行います。
- 院内では主治医チームの後方支援、時に直接支援を行い、院内多職種連携の中心として機能しています。保護者の面談や院内や地域カンファレンスに参加し、アセスメントを提示し在宅移行支援方針の決定、地域連携等を行います。状況に応じて副主治医としてより積極的に診療に関わります。
- 小児在宅医療は当院で完結する医療ではありません。地域との多職種連携が極めて重要です。私達は地域の医療機関、福祉施設、自治体、教育機関と顔の見える関係作りをします。
- 多摩地域全体の小児在宅医療システム構築まで能動的に関わります。そのために小児在宅医療に関する勉強会や講演を定期的に行っています。
- 院内外の若い先生や他職種の方に対して小児在宅医療の教育の場を提供します。
こんな症状のお子さんが対象です。
- 在宅人工呼吸器、気管切開などの高度な医療的ケアが必要な児
- 悪性腫瘍や重症先天性心疾患などで緩和医療や看取りを視野にした児
- 養育者の介護能力等の問題から地域の強いサポートが必要となる児
- れまで安定していた重要心身障害児者が加齢とともに状態が悪化し、医療的ケアの導入や増加のために支援内容の組み直しを必要となる児