1. 当院での無痛分娩対応
多摩総合医療センターでは麻酔科と産科が協力し2022年7月より、ご希望の方に対応しています。
詳細は当院産婦人科ページをご確認ください。
2. 無痛分娩実施体制(2022)
- 産科部門管理責任者:産婦人科部長 谷口義実(日本産科婦人科学会専門医)
無痛分娩管理責任者:麻酔科医長
田辺瀬良美(日本麻酔科学会指導医)
経歴:千葉大学医学部卒。千葉大学医学部附属病院麻酔科で研修。2008年より都立多摩総合医療センター麻酔科勤務。2011年より医長。2010年埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科、2011年北里大学産科麻酔科にて研修。2012年より当院で無痛分娩を立ち上げ。以後50症例を経験(2018年現在)。自身も2回の出産で普通経膣分娩、無痛分娩の双方を経験。日本産科麻酔学会会員。J-CIMELS(日本母体救命システム普及協議会)アドバンスコースインストラクター
- 麻酔担当医師:麻酔科所属の麻酔科学会専門医および麻酔科標榜医
(注)麻酔科専門医の指導の下、当院麻酔科シニアレジデントが診療に関わることがあります。硬膜外鎮痛の実施は麻酔科標榜医を有し手術麻酔における硬膜外穿刺実施歴が100症例以上ある麻酔科医に限定しております。 - 産科担当医師:産科所属の常勤医師
- 無痛分娩管理助産師:MFICU/3N所属のアドバンス助産師で当院の無痛分娩勉強会を受講済みの助産師 NCPR資格保持者
- 無痛分娩担当助産師:MFICU/3N所属助産師
- 院内無痛分娩ワーキンググループ*:産科、麻酔科、助産師、事務が参加しています。
*院内の無痛分娩に関する体制整備などを行う
3. 無痛分娩の説明文書
(注)
(注)詳しくは外来にて御説明いたします。
4. 当院での無痛分娩の標準的方法
当院は無痛分娩関連学会・団体協議連絡会(通称:JALA(外部リンク)) に施設登録しています。
当院の無痛分娩体制はこちら(PDF 109.2KB)をご覧ください。
5. 分娩に関連した急変時の体制
産科、麻酔科、救命救急センターが連携し緊急帝王切開術ならびに母体急変時対応を行っています
6. 危機対応シミュレーション実施歴
超緊急帝王切開シミュレーション(年2回)
母体急変時シミュレーション(年1回)
無痛分娩時急変シミュレーション(全脊椎麻酔・局所麻酔薬中毒)(各年1回)
無痛分娩時急変からの帝王切開(年1回)
7. 無痛分娩の診療実績
当院で無痛分娩を行った症例の転帰を示します。
正常経腟分娩に至った症例は全114症例中78症例、吸引分娩が25症例、帝王切開は11症例でした。
いずれも母児ともに問題なく分娩終了しています。
(*2022年の無痛分娩38件のうち帝王切開になったものは5症例でした。)