診療内容
令和3年4月にオープンした消化器病センターでは、主に食道・胃・十二指腸・大腸疾患(胃十二指腸潰瘍、消化管出血、腸閉塞、胃・大腸ポリープ、胃・大腸悪性腫瘍など)、および肝・胆・膵疾患(肝炎、急性胆嚢炎、胆管炎、胆石症、急性膵炎、肝・胆・膵悪性腫瘍など)を対象に、消化器内科・消化器外科が協力して診療をおこなっています。
特色
消化器病センターでは上下部消化管・肝胆膵疾患の各分野に専門医を擁し、消化器領域の疾患全般に対応可能な体制をとっています。消化器内科医・消化器外科医が緊密に連携し、内科外科の垣根なく消化器疾患に対する、最新かつ最良の診断・治療を提供いたします。消化器病センター専用外来ブースにおいて、月~金曜日の午前・午後、消化器内科医および消化器外科医が1名ずつ診療にあたります(一部手術日を除く)。外来の段階から内科医・外科医がすぐに連携できる体制が構築されています。当センターでも対応困難な場合は、必要に応じて連携する大学病院などの高次医療機関に紹介いたします。
消化器病センターは原則紹介予約制です。紹介状のない患者さんは所定の費用がかかり外来予約の取得が遅れる場合がありますので、可能な限りかかりつけ医の先生から紹介状を作成いただき、受診予約をお取りください。疾患によって担当科が明らかな場合は、紹介状に消化器病センター内科か外科かご記載いただき、どちらに受診すべきかわからない場合は消化器病センターあてにご紹介いただければセンター内で調整いたします。
令和7年2月1日運営開始 拡充した内視鏡センター
消化器病センターが診断・治療を行う内視鏡センターを令和7年2月1日に拡充しました。
内視鏡センター拡充の特徴
- 内視鏡室を3室から4室に増設し、早期胃がん、早期食道がんおよび早期大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)等を実施する専門治療内視鏡室を整備しました。
- リカバリーベッドを2床から5床に増設し、鎮静内視鏡検査に対応します。(鎮静内視鏡検査とは、鎮静剤を注射することで苦痛軽減・精神的不安軽減・安静維持が期待できる内視鏡検査のことです。)
- また、内視鏡検査後、状態が回復するまでベッドで休憩いただけます。

詳細はこちらをご確認ください。
令和7年2月1日に内視鏡センターを拡充しました。(患者さん向け)(PDF 5.5MB)令和7年2月1日に内視鏡センターを拡充しました。(医療機関向け)(PDF 13.3MB)
消化器内科について
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消化器外科について
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