歯科研修医 指導体制

1.指導医との密なコミュニケーション

朝は外来始業前の病棟処置に上席医と従事し、その後外来の診療を開始。外来診療終了後に病棟での研修を行います。一日を通して指導医と行動を供にすることで、密なコミュニケーションと指導を行っています。当科では週1回の回診、毎日始業前と夕方にカンファレンスを行っており、その日の病棟患者・初診患者に関して研修医を交えて検討し、患者さんの状態を総合的に把握できるような環境を整えています。

2. 救急患者の対応

当科では毎日オンコール体制となっていますが、研修医に関してはオンコール義務はありません。しかし在院時にコールがあった場合は、上席医とともに診察・処置にあたる場合があります。

3. 研修の目標

当院は日本口腔外科学会関連研修施設および日本老年歯科医学会の研修施設であり、将来、認定医や専門医の取得に役立てることができます。

4. 研修を充実させる教育企画

院内他科研修として、放射線科・臨床検査科・麻酔科の研修、また、院外研修施設として、往診機関での研修を受けることが可能です。

5.「口腔外科に軸に一般歯科診療まで多岐にわたる臨床現場の経験」

口腔外科に軸を置き、さらに一般歯科診療まで多岐にわたる臨床現場を経験してもらいます。また、2年間という研修期間の中で他科での研修も含め広い範囲の研修を行うため、多忙な日々を送るかもしれません。しかし歯科医師としての第一歩をこのような環境で踏み出すことで、今後の進路決定や考え方に大きな糧となる研修となっています。